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平成13年のこと、5月16日の「雅子妃殿下ご懐妊の可能性」
の報道に接し、翌17日に都電に乗って雑司ヶ谷鬼子母神へ お参りしてきました。(鬼の字、第一画目は無し) こちらは、川上不白さんに縁があるとのことですが、興味深い ものを拝見しました。 1.お茶のお釜がありました。 釜はなで肩切合せ鉄風炉で、中はセメントで固められていました。 雨曝しなので全体が錆で赤茶けているのが、ちょっとかわいそう な気がしました。 その台座?になっている石には、「奉納 都流茶道 三世家元 荒木草栄」とありました。 私は、寡聞にして都流と言う流派を知りません。 さて、この石は割れて一部失われてしまったのか、建立の年代 の記述がありません。 連名の方の県名住所が旧字の縣の字なので、少なくとも戦前の ものです。 2.「孤峰不白 一字一石妙経塔」がありました。 この石塔は、お約束の五輪の塔をみたすものでしょう。 表面には、「奉・宝・塔・一基」と刻まれ、その下は、 「南無妙法蓮華経」の石があり、台座となります。 その石の右には、「孤峰不白日祥居士 」別当日慈 」寛政辛亥」 の字が、左面は、無し。 裏面は、多くの字が記されてますが、私には読めませんでした。 そのなかには孤峰不白の文字もありました。 そして、この「孤峰不白 一字一石妙経塔」を説明(?)・明示 する石は、9世宗雪、宗鶴、閑雪、不白会の名で昭和39年に建 てられました。 また、この塔字体は、寛政辛亥とあるので、1791年。不白さん 73歳だそうです。不白さんは、私には神田明神のイメージ があったのですが、これで法華宗に帰依していたということが 良く分かりました。 #
by tamon1765
| 2002-07-23 23:57
| 川上不白さん
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by tamon1765
| 2002-05-14 23:24
| ことば
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天心の「茶の本」には、
遠州侯が、 「偉大な絵画に接するには、王侯に接する如くせよ」 と述べている、 とあります。(例えば、宮川寅雄訳、講談社文庫P56) 村岡博訳は全く同じ、森才子訳もほぼ同じです。 原文は、 The tea-master, Kobori-Enshiu, himself a daimyo, has left to us these memorable words: "Approach a great painting as thou wouldst approach a great prince." です。 さて、この遠州侯の言葉の日本語原文は何でしょう。 何という書物で仰っているのでしょうか。 あるいは、逸話として載っている本は何でしょう。 ご存じの方、ご教授願います。 #
by tamon1765
| 2002-03-10 04:43
| 天心岡倉覚三さん
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by tamon1765
| 2001-10-05 06:49
| 茶つながりで、の雑談
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こんな言葉を知りました。 「多岐亡羊」
意味は、学問の道が多岐に 分かれ脇道にそれやすいことから 真理に至る困難さ、或いは、迷って思案に暮れることだそうです。 (列子) また、荘子にも、似た話があるといいます。(私は孫引きです) 羊番をいいつかった下男2人が、羊に逃げられてしまった。 主人が叱ると、ひとりは本を読むのに夢中だった、 ひとりはさいころ遊びに没頭していた、と。 2人の行為は天と地の開きがあるが、目的を忘れた点は同じだ。 よって、教訓として、「真の目的を失うな」と言うことのようです。 亡羊といえば、三宅亡羊は、宗旦四天王のひとりとも言われて います。 他の3人は確定しているが、残る一つの席を争う人です。 この亡羊という名は、きっと、ここから取ったのでしょう。 儒者で宗旦に儒学を教え、宗旦から茶を習ったと言いますから、 中国古典はお手の物でしょう (儒学者なのに、老荘の「荘子」と いうことがやや気に掛かりますが)。 ところで、上の荘子の話、一応、読書家の下男は、どんな本を読 んでいたのかな。意外と、「荘子」を読んでいたのでは、と下らな いことを考え、ひとりほくそ笑みました。(アナクロか。) いや、蛇足でした。 #
by tamon1765
| 2001-09-19 23:44
| ことば
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