茶書の森への旅

teabowl.exblog.jp ブログトップ

宗旦さんの遺偈

宗旦さんの自筆の遺偈

一息截断
咄々喝々
即今転機
害作茶烟


とりあえず、私なりに半可通現代語訳に挑戦すると、

今のこの一息を断て!
ちぇっ、何をしている、だめだダメだ
今この瞬間に変われ!
茶の香りが害をなしているゾ

とは、コリャ又、一体どのような意味なのでしょうか?

とりあえず、読みの正解は得られないので、自分なりの
半可通現代語訳の理解でコメントさせていただきます。



もしこれでいいとすると、私としては複雑な思いが交錯します。
一般に、お茶をやられる方のブログを拝見すると、ものごとに
対してのマイナス評価は書かないという暗黙の了解があります。
それこそがお茶の心なり、と。
ところが、社会の現実を見ると、批判し直さねばならないこと
ばかりです。
早い話、今この瞬間も戦闘状態におかれている方は多数いる
わけですし、飢餓で死んでいく方もいるでしょう。
異国の地で不条理な監禁状態におられる方を思うと胸がかき
むしられる思いです。いてもたってもいられません。
ジレンマを日々感じます。

だから、ひとつには、「声を大にして、茶人も言うべきです。
行動を起こすべきです。」と言いたい気持ちがあります。
しかし一方で、牡丹花肖柏ではないですが、「隣の宝、天下の
軍」に口をつぐむべきの思いもあります。

さて、利休さんの辞世には、狂気に走ってしまったかと見まごう
ばかりの激しい絶叫が感じられて、私には未だに違和感があります。
早い話、この世は間違っているという主張でしょう。
そして、上の私の半可通訳がそれほどズレていないのならば、
宗旦さんも心のなかでは、世の中に対する強い思いがあった
ことになります。
穏やかなイメージとは大いに違い、心中では熱い思いを煮え
たぎらせていたのでしょうか。
それを思いやることも、なかなか辛いです。

。。。。何が幸福なのか、分からなくなってきます。
知足とはどういう意味でしょうか。。。。。
私のミスリーディングを願うばかりです。
[PR]
by tamon1765 | 2008-07-10 07:49 | 宗旦さん | Trackback | Comments(3)
トラックバックURL : https://teabowl.exblog.jp/tb/8277822
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2008-07-21 22:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2008-07-22 06:02
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamon1765 at 2008-07-24 07:23
宗旦さんの遺偈の別版

一息切断
咄々喝々
看今転機
審茶煙作

虚空めがこくうにとふと生来て又くうくうと成鐘之声
line

このマヌケ?な顔、実は世界文化遺産なのです(笑)


by tamon
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30