戸田宗寛 『 茶之湯 』
2001年 08月 28日
裏千家即日庵の先代戸田宗寛宗匠『茶之湯』講談社・昭和55年
に興味有る一節を発見しました。
それは、門人老婆の夏の趣向p152にあります。
著者が、父のお弟子さんの杉崎宗周さんという方の小田原のお宅を
訪れた話です。
この方は、「噂によりますと、益田鈍翁氏の信頼厚く、たまには、
水屋も務めたりしたような関係」ということです。
もちろん、近代の茶人と言われる人は、基本的に人にお願いして
お手伝いをやって貰っているのが当然なのでしょうが、このように、
水屋を務めた方がはっきりしているのも興味深いです。
そういう方にもっともっと多くを語って欲しいと思います。
ところで、この本は、読み返せば読み返すほど、深い本です。
この著者の人物の大きさを感じます。
に興味有る一節を発見しました。
それは、門人老婆の夏の趣向p152にあります。
著者が、父のお弟子さんの杉崎宗周さんという方の小田原のお宅を
訪れた話です。
この方は、「噂によりますと、益田鈍翁氏の信頼厚く、たまには、
水屋も務めたりしたような関係」ということです。
もちろん、近代の茶人と言われる人は、基本的に人にお願いして
お手伝いをやって貰っているのが当然なのでしょうが、このように、
水屋を務めた方がはっきりしているのも興味深いです。
そういう方にもっともっと多くを語って欲しいと思います。
ところで、この本は、読み返せば読み返すほど、深い本です。
この著者の人物の大きさを感じます。
by tamon1765
| 2001-08-28 13:04
| 明治期以降の茶人
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