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お茶、その他についての、極く私的なブログ
by tamon
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河瀬無窮亭『茶杓をけづる』の言い換え


「竹柏のしづく」から

河瀬無窮亭『茶杓をけづる』を、私による言い換えをして

みました。(現代口語訳としようかと思いましたが、この

本の出版自体が現代ですので、そういう物言いが相応しく

ないと思ったので)


****

今井宗久や北向道陳の茶杓は、写そうとしても出来ない。

利休の茶杓は、節があまりに高くて物々しく感じて、私は

納得していない。

宗旦のものは、下手物(げてもの)の形と感じるので、

私は採用しない。

石州の茶杓の気高かさは、真似が出来ない。

元禄以降の茶の宗匠のものは、どれも形式的で嫌いだ。

良く出来たものと思えない。迫力が乏しくて、寂もない。

一方、変ったものをも作ろうとすると、下手物になって

しまう。困った事だ。

作り始めたら、一気に仕上げ迄休む事なくやらねばならない。

再び削ろうとしても、気が抜けて、ものにならぬものだ。

翌日に持ち越すなど、とんでもない。

製作の時は、心の持ちようが大事。他事(よそごと)など

考へないで集中すべきである。

□□□もつて、静かなる日が良いであろう。

製作は、心身共に爽快の時を選ぶべきである。

来訪者などあっても、暫く待たしてでも、必ず一気に仕上げ

るべきである。


****

なお、この本は、私が30歳頃に近鉄奈良駅周辺の古本屋で

求めました。その時この著者を知るわけもなく、編者が

永島福太郎先生なので、取り敢えず凄い方に違いないと

購入した本でした。


by tamon1765 | 2022-08-16 23:41 | 茶杓 | Trackback | Comments(0)
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