間道と広東
2022年 03月 29日
間道とは、縞模様の織物とばかり思っていた。
ところが、太子広東といって、法隆寺伝来の絣
織物がある。これは、唐の広東地方から舶載さ
れたという意味だそうです。
明らかに、縞模様とは違います。
辞典で、間道を見てみると、「広東、漢島、漢東」
等の文字を当て、「邯鄲」さえカントウの当て字
とされたとあります。
その他、いろいろ説明されていますが、基礎知識
の欠如のため、辞典の説明さえ満足に読み取れま
せん。自分の誤解ということだけは分かりました。
トホホな感覚ですが、新しいことを知ったという
ことで、慶ぶことにしましょう。
別な話しながら、俗に「ベンガラ」と言っている
紅色(酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料)は、
弁柄と書き、印度のベンガル地方の産出が、
16世紀に日本に伝わったものといいます。
同様に、弁柄縞も、ベンガル地方の木綿縦縞織物
だそうです。
by tamon1765
| 2022-03-29 01:39
| お道具とお茶室
|
Trackback
|
Comments(0)