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間道と広東


間道とは、縞模様の織物とばかり思っていた。

ところが、太子広東といって、法隆寺伝来の絣

織物がある。これは、唐の広東地方から舶載さ

れたという意味だそうです。

明らかに、縞模様とは違います。


辞典で、間道を見てみると、「広東、漢島、漢東」

等の文字を当て、「邯鄲」さえカントウの当て字

とされたとあります。

その他、いろいろ説明されていますが、基礎知識

の欠如のため、辞典の説明さえ満足に読み取れま

せん。自分の誤解ということだけは分かりました。

トホホな感覚ですが、新しいことを知ったという

ことで、慶ぶことにしましょう。


別な話しながら、俗に「ベンガラ」と言っている

紅色(酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料)は、

弁柄と書き、印度のベンガル地方の産出が、

16世紀に日本に伝わったものといいます。

同様に、弁柄縞も、ベンガル地方の木綿縦縞織物

だそうです。




by tamon1765 | 2022-03-29 01:39 | お道具とお茶室 | Trackback | Comments(0)

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