茶室は所有者の身体そのもの
2019年 09月 04日
堀内宗心「おのれを磨く 日々のけいこ」お茶のけいこ24、
(世界文化社2005年2月発行)からの引用一つづき
茶室は、その所有者の身体そのものである。
何々庵、何々斉という名称は、その席主の
代名詞ともなるもの。目に見えない席主に
対し低頭することが、主客の出会い。
成程。
まさか、ミクロ決死隊となって席主の身体の中に
入り込むという訳ではないが、こちらを信頼して
くれているからこそであろう、そのような場所に
呼んで戴き寄せて貰うということになる。
どんなに有り難いことか、感謝しなければいけない、
との思いを深くした。
by tamon1765
| 2019-09-04 10:31
| お道具とお茶室
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