茶書の森への旅

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方円籠の花入れ


使ったお道具は、即中斎好みの方円籠でした。

竹?で編んだ花入れで、地が四角、天の口が丸

途中窪みがあります。イメージ的には、四角錘と

球の組み合わせといった感じでしょうか。

さて、このブログで過去に引用した言葉から、

即中斎宗匠は、四角から丸への修行を表現した

花入れとして好まれたのではないかと、勝手に

想像しました。

如心斎曰く、

 四角なる物の次第次第に丸なる道理、工夫

あるべし         (『茶話抄』)

川上不白曰く、

 茶の湯のことは、角成るものの円きがよし。

 此一句至極の伝授也。大切に得心申すべし。

(『不白筆記』)


さて、そのような話はないかと、事典を紐解き

ましたが、記載はありませんでした(角川、

淡交社、冨山房=梅園高橋龍雄、東京堂=
桑田忠親)。


また、事典を目にして初めて知りましたが、

裏千家淡々斎宗匠のお好みで、方円卓という

お棚があるそうです。その心は「昔の人は

大地は方形で、天すなわち宇宙は丸いと考えて

いたようで、これを表わし」または「日月を
象どって作られて」とあり、上記に
引用した
考えとは別世界の考え方のようです。


<27.11.11>追記
東京堂出版「茶道辞典」桑田忠親編を追加。


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by tamon1765 | 2015-11-07 19:48 | お道具とお茶室 | Trackback | Comments(0)
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このマヌケ?な顔、実は世界文化遺産なのです(笑)


by tamon
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