池田成彬 「故人今人」
2014年 04月 18日
三井の大番頭だった、池田成彬の本を見つけた。
「故人今人」 世界の日本社、S24.12.7発行
対談集というより雑談集?(笑)なので、読み易く楽しい。
とは言っても、雲のように湧き出る人材の人間関係の知識やら、
当時の言葉づかい、会話の間や距離の取り方など、その呑み
込みに不足を感じ、実の処、読み易くはないのかもしれない。
さて、私は常々、公式的に書かれている財界人の人物像に、
対して、ホンマかいな?と、疑いの目で見ている人間なので、
このような本は本当に有益である。
実際に接した人からの感想、それに勝るものはない。正しい
か間違いかは別として、接した本人がそのように感じたと
いう事実は残るのだから。
それ以外は、細かな逸話を拾っていき、そこからあった姿を
再構築するしかない、と思っている。
ここに登場するのは、お茶でも名高い明治から戦前の政財界
人たちである。名前を挙げると、朝吹英二、益田鈍翁、
小林一三氏、松永安左衛門、藤原銀次郎など、多士済済である。
まだ拾い読みの段階だが、面白い。
「故人今人」 世界の日本社、S24.12.7発行
対談集というより雑談集?(笑)なので、読み易く楽しい。
とは言っても、雲のように湧き出る人材の人間関係の知識やら、
当時の言葉づかい、会話の間や距離の取り方など、その呑み
込みに不足を感じ、実の処、読み易くはないのかもしれない。
さて、私は常々、公式的に書かれている財界人の人物像に、
対して、ホンマかいな?と、疑いの目で見ている人間なので、
このような本は本当に有益である。
実際に接した人からの感想、それに勝るものはない。正しい
か間違いかは別として、接した本人がそのように感じたと
いう事実は残るのだから。
それ以外は、細かな逸話を拾っていき、そこからあった姿を
再構築するしかない、と思っている。
ここに登場するのは、お茶でも名高い明治から戦前の政財界
人たちである。名前を挙げると、朝吹英二、益田鈍翁、
小林一三氏、松永安左衛門、藤原銀次郎など、多士済済である。
まだ拾い読みの段階だが、面白い。
by tamon1765
| 2014-04-18 22:49
| 明治期以降の茶人
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