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「つるの一声」の飾り方の出典が分かりました。
松屋会記 永禄十年十二月二十六日の条に 飯過ぎて、床に鶴のはし、塗板に、花入れずに水ばかり、 紫銅無紋、高さ一尺程、輪底 とあるそうです。(読み易いよう、平仮名漢字をあてはめました) 「つるのひとこえ」=「鶴のはし」。はし=嘴。 亭主は、46歳の時の利休さん。 お客は、鉢屋紹佐、大和屋正通、松屋久政の3人。 なお、利休所持の「鶴の一声」は、振袖火事(明暦3、1657)に 焼失したといいます。 この意味を、筒井紘一先生、中村修也氏は、水を入れている以上、 「花入れ賞玩ではなく、各自、想像で花を生けるよう、利休が作意 したもの」とみておられます。 とするならば、紹鴎が茶の極意の和歌とした、 見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮 と一脈通ずるものがあり、単に想像するだけでなく、想像を越えて 目の前に実際には無いという現実(それが侘びなのか?)を受け容 れる心持が必要と思われます。 <追記>R4.5.5 関連記事へのリンク
by tamon1765
| 2012-02-28 14:54
| お道具とお茶室
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Comments(1)
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