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われわれの時代が、自分の足で歩き、自分の胸と頭で感じ、

考へ、自分の口でものを言ひ、自分の手で作る、といふ

ことがむづかしくなり、他によつて流され、その日その日

を断片的に生きてゐる、という状態


唐木順三『矢島麟太郎先生』から




# by tamon1765 | 2025-04-06 16:26 | ことば | Trackback | Comments(1)

雲外蒼天。美意延年。

ネットを見ていたら、Number(赤坂英一) による記事で

知らないことをを目にしたので、メモしておく。

藤木幸夫さんという方の好きな言葉で、揮毫に使う言葉だという。


藤木幸夫氏

戦後の横浜復興に尽力した日本有数の実業家

横浜港振興協会会長、横浜港ハーバーリゾート協会会長

神奈川県野球協議会会長、横浜スタジアム取締役会長

横浜港の港湾・倉庫荷役事業の最大手・藤木企業の2代目経営者(現取締役相談役)


雲外蒼天:

「雲から抜け出せば、そこには青空が広がっている。努力して試練を乗り越えれば、

快い青空が望める」という意味


美意延年:

気持ちのきれいな人は長生きできるという意味




# by tamon1765 | 2025-04-02 23:49 | ことば | Trackback | Comments(0)

辛夷の花の咲くころは


辛夷の花の咲くころは

という歌を、この季節になると毎年一人思い出して懐かしみ口づさむ。

但し、このことを誰とも話したことは無いし、やや夢の中のことの

ような気分でいた。

フト、ネットで検索すると、一瞬にして判明した。

何とも不思議な気分。


「6年生マーチ」という曲名で、薮田義雄作詞・海鋒義美作曲

ということですが、当然ながら、私はお二人とも存じ上げません

昭和40年代に小学校の音楽教科書に掲載されたそうです。


歌詞は、

1.こぶしの花の咲く頃はみんな学校に慣れる頃

 うれしい夢や憧れが呼んでいるよな春霞

 行こうよ行こうこの道を歌えば楽しい丘の道

2.つばめは風を切るようにいつも身軽くとびかける

 遠くの海や山のこと聞いてみたいなあれこれと

 南も北もよい所どこまで行っても果てがない

3.さざんか咲いてまた散ってひなた明るい真昼時

 まだ見ぬ夢や幸せがゆれているよな青い空

 そうだよそうだ本当になんだか楽しい今日の空

4.雪より白い霜柱踏んで学校に急ぐ朝

 みんなの声や足音が曲がり角まで続いてる

 行こうよ行こう元気よく歌えば楽しい丘の道




# by tamon1765 | 2025-03-27 11:11 | 雑談 | Trackback | Comments(3)

抹茶不足に直面


313日に、抹茶を買いに葉茶屋さんへ。

ナント、ガラス張りの冷蔵庫は空っぽ!

「発注しても入荷出来ないんだよ~、来月頭には来ると思う」と、

店のご主人は頭を下げてくる。

当方も、禁断症状なので、他の葉茶屋さんへ。

此方は、ありました。

但し、今日も3缶出たそうで、「量り売りならば」ということで、

50gをお願いした。

量り売りは、やや手間がかかり待ち時間が必要。その間、女性客

が来店。ずっと待たすことになる。暫くすると、その女性客の

連れらしき人も入店。会話が耳に入るが、日本語ではなかった。

アラ、外国の方(東洋系)だったのネ。

会計を済ませて、店を出ようとする前に、西洋人?らしき夫妻が

狭い店にもかかわらず、来店。

いやあ、外国人に人気って、本当だ。

それもこんな、地方都市なのに。

確かに実際夜になると、すれ違うのは外国人の方が多いと感じる

時もあった程だからなあ。

ビックリの現実を知らされた日であった。




# by tamon1765 | 2025-03-13 23:34 | 茶つながりで、の雑談 | Trackback | Comments(0)

「大綱和尚の瓢」の超訳


大綱和尚の瓢」の超訳



ひょうたんよ お前は、

スイカのように暑さを払ってくれる徳もない。

でも、お前は気分は軽くて、中は空いていて無欲だから、

仙人もお前を友としている。

そして、仙人は酒を入れてお前をいつも腰に携え、

必要ならばお前の中から馬を出して、楽しんでいる。

  <瓢箪から駒>

お前は、瓜の仲間でありながら、包丁の災難に遭わないのは「智」の故だ。

  <硬いので、包丁で切られるということがない>

ナマズを押さえていながら敢えて逃がすのは、「仁」と言えよう。

<瓢箪鯰の禅故事>

太閤秀吉の馬印となって敵を撃破するのは「勇」そのものだ。

  <秀吉の馬印は千成瓢箪>

お前の性質は、「善」というべきだろう。

のんびり暮らしているようでいて、身体は締まっていて大したものだ。




# by tamon1765 | 2025-03-11 21:54 | ことば | Trackback | Comments(0)