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袱紗捌きの位置


袱紗捌きは、膝の外迄ではないが、膝位迄の

所でやると、動作が大きく見えてよい。

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という面白いメモが出てきた。そのメモの頭に、

「高幡不動のお茶会も終わり」云々とあるので、

私がお茶を始めた頃のものだ。

袱紗捌きの位置は、以前、左膝の中央と書いた

記憶がある。左右の手で三角形を作った時に

その頂点の延長線は、アイロンがけしたズボン

の折り目の上に来る、というわけだ。

但し、それは縦軸の話しであり、横軸は?と

いうのが今回の書き込みである。

つまり、縮込まらずに袱紗捌きをするためには、

膝頭近くまで袱紗を持ってくるのをよしとする

考えだ。大きく見せるお点前というのが、私と

してはなんとも嬉しい。

尤も、やり過ぎて膝を突き抜けた先に位置設定

したら、滑稽であろう。

余談ながら、この形から、能の「常ノ構エ」を

連想してしまった。

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以上、個人的考えであり、流派の教えではありま

せんので、そのように取り扱い、師伝によって

ください。


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by tamon1765 | 2017-08-10 09:39 | お点前 | Trackback | Comments(0)

視点を変える

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視点を変えるという。

とかく人は、ひとつの視点に固執して判断を誤り、

物事の本質を見損なうことが少なくない。だから、

視点は柔軟に変えてみる必要があるという。

いちばん難しいのは、自分に対しての視点を柔軟に

変えることかもしれない。

すぐれた作品を読むと、ほとんど例外なく、作者の

自他に対する平等な目に感歎させられてしまう。

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竹西寛子「蟻」から

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by tamon1765 | 2017-08-08 15:24 | ことば | Trackback | Comments(1)

仰木魯堂についての覚書


仰木魯堂についての覚書

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1.過去の書き込み

藤原銀次郎の旧蔵本 2015 12 03

護国寺の『魯堂顕彰碑』 2006 11 15

蘭奢待を聞香する 2009 05 21

高崎の水琴亭 2009 05 11

  *

2.作品

(1)邸宅、別荘

 中野家、団琢磨、団伊能、赤星鉄馬、今井繁三郎、

 岩原謙蔵、藤原銀次郎、春海藤次郎、小坂善次郎、

 塩原又策、馬越恭平、杉孫次郎、福井菊三郎、

高橋箒庵、今村力三郎、梅沢渋柿庵(原宿)、桜井宗芳、

馬越幸次郎、川部太郎、松方正義、藤瀬家、

堀家、小倉房造、有馬長文、中村好古堂、

岡部長景、間島乙彦、三井養之助、●団家(仙石原)、

松永安左衛門、津村重舎、吉田家(井の頭)、

小倉常吉、大橋新太郎、久世家(鎌倉)、岡部家(三津浜)。

外、別荘、葉山2軒、奥多摩2軒。

(2)料亭

 新橋花月、赤坂水戸幸、浅草八百善、京橋竹葉亭

(3)田舎家

 強羅白雲洞、伊豆川奈ホテル、平林寺山荘、

(4)茶室

 総持寺、音羽護国寺

(5)仏教施設

 ●音羽護国寺多宝塔、埋経塚(場所?)、観音堂(寺名?)

 団家墓碑及墓域、堀家墓碑及墓域


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by tamon1765 | 2017-08-02 15:16 | 近代の茶人 | Trackback | Comments(0)

穂先調べ


今日、お茶を点てている時に、フト昔のことを思い出した。

お茶を始めた頃の疑問だ。

それは、穂先調べの手の持っていき方、についてである。

茶筌とうしでは、茶碗の中で茶筌を「の」の字に書いた後、

に浮かせ自分の視界に近づけて穂先調べをする。

が気になったのはこの部分の手或いは腕の動きであった。

どんな風に持ち上げてくるのが美しく自然か?

*

私なりの結論は、直線的に腕を引くのではなく、山なり

に引いてくるのがいいのではないか、と。

緩やかに、頂上を目指す感じ。

以上のように思って、私はそうしてきた。

また、大寄せのお茶会に寄せてもらっても(昔の話)、

お点前さんはここをどんなふうにするのかな、と興味深く

拝見してきた。

残念ながら、おおよそ、教則本にあるのは手順であって、

私の希望する内容はあまり記載されていない。

*

お茶会(大寄せ)では、茶筌とうしをきっかけに、正客は

お菓子に手を伸ばす。しかし、なんせ大勢のお客である。

お客は、手持無沙汰で且つ席入りしてまだ物珍しい状態

なので、実はここが最も注目度が高いのではないかと思う。

*

勿論、穂先調べで頂点に来た時に、茶筌は腕から直線上に

無くてはならず、茶筌が上向きになっているのは不格好。

手の回転の仕方にも注意点があることは間違いない。

*

処で、いつも思うことだが、穂先は水屋にて自分で確認し

なければならない。

そして、万万が一、本番で穂先が折れていた場合、一時中断

して一度水屋へ戻る勇気が必要だ、と思う。

或いは、半東さんへ、替えの茶筌を持ってこさせるか、だ。

大寄せのお茶会では後者の方が現実的であろうか。

つまり、穂先調べで折れているならば、茶を点てる瞬間には

間違いなく折れた部分は分離する。ということは、お客様へ

竹の切ッ端を飲ませることになってしまう。

本末転倒。問題外。

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以上、私の個人的な見解です。師伝によってください。

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<29.8.12>編集ミスを訂正。





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by tamon1765 | 2017-08-01 11:54 | お点前 | Trackback | Comments(0)

気ま~まな独り旅


by tamon1765
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