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池田成彬 「故人今人」

三井の大番頭だった、池田成彬の本を見つけた。
「故人今人」 世界の日本社、S24.12.7発行

対談集というより雑談集?(笑)なので、読み易く楽しい。
とは言っても、雲のように湧き出る人材の人間関係の知識やら、
当時の言葉づかい、会話の間や距離の取り方など、その呑み
込みに不足を感じ、実の処、読み易くはないのかもしれない。

さて、私は常々、公式的に書かれている財界人の人物像に、
対して、ホンマかいな?と、疑いの目で見ている人間なので、
このような本は本当に有益である。
実際に接した人からの感想、それに勝るものはない。正しい
か間違いかは別として、接した本人がそのように感じたと
いう事実は残るのだから。
それ以外は、細かな逸話を拾っていき、そこからあった姿を
再構築するしかない、と思っている。

ここに登場するのは、お茶でも名高い明治から戦前の政財界
人たちである。名前を挙げると、朝吹英二、益田鈍翁、
小林一三氏、松永安左衛門、藤原銀次郎など、多士済済である。

まだ拾い読みの段階だが、面白い。




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by tamon1765 | 2014-04-18 22:49 | 今の茶人他 | Trackback | Comments(0)

青山二郎「利休伝ノート」

青山二郎「利休伝ノート」講談社文芸文庫

とんでもない本が出ていたのですね(笑)
但し、あくまでもご本人の未確定草稿なので、私には、
意味不明というか、意図が読み取れないです。

青山二郎に詳しい人が、推測していくしかなさそうです。
そもそも青山は利休を、どのようなスタンスでどう思って
いたのか、そこら辺の基本理解というか、読み手なりの
考えがないと、同じ言葉でも、逆に読み取る可能性が
出てしまいます。

せいぜい、私にできることといえば、これら断片から、
勝手に私の想像世界に遊ぶことなんだろうな。
例えば、2番目のメモ

 総ての言葉は、[時と場所に依り相手次第にはかれている
事が証明されれば、]利休の・・・
(後略)

から、感じたことは、「その言葉の発せられた状況と文脈が
分からなければ、正しい理解も解釈も成り立つわけない
じゃないか。至極当然のことだ。」と思いました。

しかし、いっぽう、勝手なインスピレーションのヒントも
貰いました。単純に利休さんが正反対の言説をしていないか?
探してみるのも面白いかも・・・、なんて。

例えば、仮に利休さんによる正反対のコメントが発見
できた時に、それを言われた相手がどういう人で、どういう
状況なのか、なんて事が分かれば新たな考察ができるかも
知れない、と勝手な想像を膨らますわけです。




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by tamon1765 | 2014-04-16 22:47 | 利休さん | Trackback | Comments(0)

宗徧流のやり方

お茶のたて方について、山田宗徧氏(11代目家元)の
解説を目にした。
そのまま、一部分を引用すると、

おいしいお茶のたて方
 ポイントは抹茶の量、お湯の温度と量、点てる時間です。
  抹茶 1.1~1.3g
  お湯温度 90℃  量45ml
抹茶が跳びないように茶碗に茶筅を入れてお湯を注ぐ。
茶筅は斜めに14、15回動かす。この間、約10秒。

ということだ。
数字的に表示出来ることが凄いなあ、と感じた。
私は人に聞かれても、「***程度の量で、あとは何度も
繰り返して、自分でおいしいというように感じた感覚を
みつける事がいいじゃないの」と答えるだけだから。

他流派のやり方に、コメントするつもりはないが、
お薄の場合でも茶筅を入れてからお湯を注ぐということを
興味深く思った。


出典は、NHKの「おしゃれ工房」2004年11月号、p39



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by tamon1765 | 2014-04-14 00:23 | お点前 | Trackback | Comments(0)

気ま~まな独り旅


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