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やってみせ、いって聞かせて

やってみせ、いって聞かせて、させてみて、
褒めてやらねば 人は動かじ


山本五十六の言葉 
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by tamon1765 | 2009-06-29 23:26 | ことば | Trackback | Comments(4)

春は張りつつ秋は散りけり

書をひっくり返していて、こんな歌を目にしました。

 山城の久世の鷺坂神代より春は張りつつ秋は散りけり

万葉集にあるとのことで、現代口語訳しますと、
(一二句は固有名詞なので、端折ります)

神代の昔から春は芽が膨らんで、秋は散ってしまうんだなあ

というわけで、なにやら余りの自然と言いますか当然ということ
になるわけですが、柳緑花紅を連想させ、とても好ましい和歌との
思いを深くします。
春は皆芽を出し、秋に散っていく。。。。
楽しい事あれば喜び、悲しい事あれば涙する。。。。。、
私の今の人生そのものです。最近、真実はそれしかないのでは
ないか、そんなことを思う日々です。

さて、先に無視した地名、そしてそれこそが大切なわけですが、
悔しいことに久世も鷺坂も存じ上げないです。
素人考えでは、久しい世が神代の縁語というか繫がる言葉であり、
尋ねたい地ではあります。
ところで、鷺坂といえば伴内。忠臣蔵でお軽に横恋慕する御仁です。
もっとも、三馬の変稚気論によれば、彼こそ忠臣というのですから
それはまた笑えます。
何度も見た「落人」で、思い出すのは、歌昇のきっちりと踊って唸り
たくなるような伴内(アレ?それじゃいけないのかな?イヤイヤ
いい伴内でした)。
そして昔、天地会でみた、志寿大夫の伴内。
これは最高に笑えました。
勘平の「よく来た、伴内」という科白を、つい自分で言ってしまい
思わず右手を口に当ててしまうあたり、チャリの伴内そのものでした。
勘平役の良恵(現水谷八重子)の笑いが止まらなくなって芝居が
進行しなかったことも思い出します。笑い上戸かしら。
ちなみに、お軽は海老蔵時代の現団十郎。
思うに、浅野は違鷹羽。鷹に対する悪役側の鳥として丁度地名から
鷺坂を見出し選ばれたのかと愚考しますが、やはり何故鷺が、の思い
は残ります。
何せ、能の世界では鷺は五位の位を授けられる神聖なる鳥ですから。
五位といえば天上人ということで、畏れ多いです。
舞台でも神に近い(と私が思っている)老人か子供でないと演じら
れないのもご存知のとおりです。
白無垢の鷺。
フト、その昔、木版で年賀状を作っていた頃、鷺の舞台面を彫った事
を思い出します。天冠に両翼を広げた鷺を見せて、分かる人にだけ
分かればいい(そのあたり今と全く変わりない、苦笑)だったのですが、
全面朱で刷りましたね。
今思うに、どこが白い鷺? 全然分かっていない私。
思わずお顔がほころびます。

何か取りとめもない、年寄りの茶飲み話になってしまいました。
最後までお付き合いの方、失礼致しました。

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by tamon1765 | 2009-06-24 23:02 | 舞台の話 | Trackback | Comments(6)

大倉集古館 「源氏物語 錦織絵巻」

6月7日、大倉集古館 
山口伊太郎遺作「源氏物語 錦織絵巻」展へ行きました。
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by tamon1765 | 2009-06-10 22:31 | Trackback | Comments(0)

気ま~まな独り旅


by tamon
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