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「和泉草」から

世話に言葉多きは品少なしと云、過ぎたるは不及にしかず
と云う尤もの儀なり。人間の諸芸揃て持つは、その人の
嗜みなり、そのうち世間の用に立つ一芸にても勝れたるを
持つべし。


何でしょう、理解できないです。
上記は、石州流の「和泉草」の
廿四 茶湯ニ用ル絵ノ極意廿一ヶ条
の内の一条ですが、この二つの文のつながりが全く理解できず
困っているところです。
後からの挿入句、或いは筆写の段階の書き加えでしょうか。
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by tamon1765 | 2008-08-31 08:10 | 片桐石州さん | Trackback | Comments(3)

現世を超越したような面影を持った字

たとえば禅宗系の高僧の書というのを見るでしょう。
僕ら見ていて「何だ、こいつ、ただの俗物じゃないか」
と思うことがしょっちゅうです。
他の人はこれはいい、いいと言うんだけど、
僕には俗っぽい字にしか見えない。
一休ですらそうです。
業の深さみたいなものが字に表れてしまっている。
現世を超越したような面影を持った字だなあと心底
感心したのは、良寛ぐらいです。


吉本隆明氏の対談の中に、上の一節を目にした。
どこの部分を見て、何をどう感じて 「ただの俗物」と
感じ取ったのか、とても興味深い。
尋ねて行って、直接聞いてみたいとさえ思う。

全体の配置なのか、
太さや止めの力、撥ねの鋭角度なのか、
字を書いているときのスピード感?
何を見ているのかな。
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by tamon1765 | 2008-08-30 09:05 | | Trackback | Comments(7)

『南方録』 は禅学的に幼稚との説

先の宗完宗匠(現堀内宗心宗匠)による強烈な指摘
を目にして、ゾクッときた。
引用する。

( 『不白筆記』 について )
如心斎の侍者として、共に大徳寺大竜和尚に参禅
した直後の生々しい気魄が文中所々に露呈して居り、
その点 『南方録』 の筆者が、素人目には別として、
禅学的素養に於て極めて幼稚であるように見えるの
とは雲泥の差が認められます。


この宗匠といえば、私のうろ覚えながら、道具の整理
のために蔵に入って、つい禅の本を目にしてそのまま
座り込んで読みふけったというほどの、素養の持ち主
でいらっしゃいます。
ですから、『南方録』 『不白筆記』 を目にするだけで、
上のコメントを発するほどのなにものかを感じ取れる
のだと思われます。



<25.1.10追記>
茶話抄に対する解題で、宗完宗匠(現宗心宗匠)は、
不白さんを、「深い禅的境地」と形容されています。
(淡交社「茶道古典全集 第十巻」p271)
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by tamon1765 | 2008-08-11 22:34 | 『 南方録 』 | Trackback | Comments(2)

仕組みと組合せ


毎日寄せてもらっている、山桜さんのブログを拝見して
テキストをひっくり返してみました。
いろいろと書きたくなったのですが、表千家流では、
現在習事としての許しものです。
ということで、……

さて、私のオリジナルなら構わないでしょうと、以下、
しょうもないお話を。

お稽古場で、先生が、「今日は仕組みをやりましょうか」
と仰ると、皆一様に「エーッ」と、口篭もります。
仕組みと組合せの区別があやふやだからでしょう。

でも、私は大丈夫。
その違いをはっきり覚えているから。
それを公開します。(大した話じゃないですけど)
  しぐみ(3文字)
  くみあわせ(5文字)
で、組合せの方が、字数が多くて重いです。
重いものは運べないから、最初に全部出しておきます。
って、それだけ。
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by tamon1765 | 2008-08-10 23:34 | お点前 | Trackback(1) | Comments(2)

宗旦さん、月夜弾琵琶

宗旦さんの絵姿が、「同門」平成13年5月、358号に
写真で掲載されている。探してみると、同じ画像が、
「別冊 同門 不審庵道具選集」昭和51年発行p47
にもある。
全く同じ物ながら、写真の色合いが大いに違うので
驚いてしまうが、このようなものを目にすると、何でも
写真ではなく実物を目にしないといけないなあ、と思う。

さて、讃は、玉舟老師である。宗旦と交友があり、次の
代の江岑さんの参禅の師である。
この中で、「月夜に琵琶を弾ずる」とある。
確かに、宗旦さんには琵琶が似合うようだ。

不審庵主宗旦老人肖像
  雪斎焼榾柮
  月夜弾琵琶
  独卓然当世
  為人不被加
    龍峰玉舟 宗璠  
 
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by tamon1765 | 2008-08-10 15:52 | 宗旦さん | Trackback | Comments(0)

筑波山

ご無沙汰です。
本読みが忙しくなって、失礼しました。
そのことは、また日を遡って書きましょう。

さて、今年の夏休みの課題をたった今決めました。
それは、筑波山へ行く事です。

筑波山神社
筑波山の自然を永遠に
筑波山の名所マップ
筑波山の四季

これらホームページを見ただけで、満足してしまう部分もあり
ますが。(そうなると、現代の情報過多の状況も良し悪しですね)

そうそう、できれば、常陸国の風土記や日本書紀を覗いてから…
(つくばといえば、春のあそびが先ず思い浮かぶ)
とかなんとか言っているから今日まで行けなかったのではないかと。

最近遠出をしていないので、たのしみ。
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by tamon1765 | 2008-08-08 12:42 | Trackback | Comments(2)

古本三昧

8/4に京王百貨店での古本市で以下購入。

・ 江戸千家茶の湯研究会「不白筆記」昭和54年
・ 土橋寛「古代歌謡全注釈 日本書紀編」昭和51年、角川書店
・ 「有職故実辞典」大正12年3版
・ 「国文大観 歴史部二雑」明治37年
   (保元物語、平治物語、平家物語、神皇正統記)
・ 「国文大観 索引」奥付なし

以上5冊。
上から、1050円、1000円、1500円、300円、300円、
締めて、4150円。

なんせ、江戸千家茶の湯研究会による「不白筆記」は長きにわ
たって探していた本なので、興奮してその夜は眠れなかった。

土橋寛さんは、古代に関してその著作で多くを教わった方。
この本が手元にあれば、自分では解釈のなかなか難しい古代の
歌謡の意味を、見たい時に直ぐ見られると思うとワクワクする。
但し、これは立教大学図書館の廃棄本。手垢も無い。
こんな重要な本を廃棄して大丈夫なのか、それとも、内容が
否定されたのか (マッサ、カー)。

「有職故実辞典」は、初めて手にしたが、関根正直校閲なので
間違いはないだろう。
思いついた項目を引いてみるのが楽しい。

そのほか、堀口捨己「利休の茶」岩波2000円を発見。
が、じっと我慢。これはわりと、多くの図書館で見かけるから。
その後、同じ会場内で、現在の鹿島出版社版8000円や岩波の
もの5000円をも目にして、やっぱり買おうと戻ったが、この種の
古本市の難しさ、もうどこで目にしたのか、グルグル何周しても、
分からず。
どこにあったのやら。おそらく、私よりもっとずっと相応しい方の
手元に行ったのであろう。

毎回カタログを事前に送って貰いながら、出向かなかった古本市で、
久々の古本三昧と相成った。
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by tamon1765 | 2008-08-06 07:53 | | Trackback | Comments(0)

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by tamon1765
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