<   2007年 07月 ( 15 )   > この月の画像一覧

喜多流 『落葉』 塩津哲生

ひょんな事から、喜多流『落葉』のチケットが
手に入り、寄せてもらいました。なんせ、42年ぶりの上演とやら、
次がもし42年後なら、確実に目にすることは出来ないので、
ラッキーということで。

さらに、スレスレ到着魔の私には嬉しいのは、事前の馬場さんの講演。
聞く必要は無いと私は思っているので、余裕を持って行けました。

しかし、相変わらず、見所としての力加減がわからず、香川さんの
仕舞「源氏供養」で使い果たしてしまった?という体たらくです。
詩章としては、源氏の段名づくしで、ナンセンスな気もしましたが、
やっぱり香川さんいいなあ。

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by tamon1765 | 2007-07-15 00:01 | 舞台の話 | Trackback | Comments(5)

「転形劇場」太田省吾さんが

ショッキングなニュースが入ってきました。
昔「転形劇場」を主宰されていた太田省吾さんが
亡くなられたというものです。

『小町風伝』は、私の人生のなかでの、一つの事件でした。
その後の、私の演劇見物人生を決定付けたとも思います。
思い起こせば、青山の銕仙会研修所に行ったのも、この時が
初めてでした。
何が何やら分からないが、とてつもない衝撃を受けました。
そしてその何ヶ月か後、古本屋で偶然にもその本を見つけ、

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by tamon1765 | 2007-07-14 22:30 | 藝能を楽しむ | Trackback | Comments(0)

世のなかを 何にたとへむ

                                 沙弥満誓
世のなかを 何にたとへむ 朝びらき こぎ去にし船の 跡なきごとし 
                       
世のなかを 何にたとへむ 朝ぼらけ こぎゆく船の あとの白浪


前者が万葉集(巻三)、後者が拾遺集。
これを読んで、ホーッとひとり喜びました。
今まで、朝ぼらけの「ぼらけ」の意味を考えたことはなかったの
ですが、そうか、「開く」という意味だったのですか、と。 
音韻は、自分にとっては全くもって疎い分野なので、その正誤を
判断できませんが、とりあえず、ひとり納得していました。

せっかくなので、字引を開いてみました。
すると、一応標準的理解の模様で安心しました。
曰く、
語源説として、
(1)アサビラキ(朝開)の転。
(2)アサビラケの転。
(3)朝ホノアケの約。
(4)ホラケはハラケと同じ。
とあり、岡山ではアサボーケとなまるそうです。
漢字は、朝朗と書くようです。

ところで、この和歌は、これから明るくなる一日を予感させる歌なのか、
去りゆく暗闇を見ている歌なのか、
作者は、世の中をどう思っているのか、ゆっくり味わいたいです。
この作者には、別に、
 朝夕にさびつつ居らむ
という、「さび」を考えるための和歌も残している方です。



<20.9.13追記>
上田秋成「雨月物語」内の『菊花の約』にこんな一節が
ありました。
「日和はかばかりよかりしものを、明石より船もとめなば、
この朝びらきに牛窓の門の泊は追ふべき。」
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by tamon1765 | 2007-07-14 12:34 | ことば | Trackback | Comments(1)

鉢木の梅桜松

今日、帰宅すると、能楽師さんからお知らせが。

一つは、浅見真州師から。
「第16回 浅見真州の会」のお知らせ(11/20国立)
会主は、『鉢木』
一寸興味がそそられるのは、
一つは、仕舞『二人静』鵜沢久、光の親子
もう一つが、仕舞『邯鄲』銕之丞
もちろん、会主の能がいちばんだ。
なお、真州さん初演とのことだ。

ところで、振り返ると、この武士の忠義を謳った
この曲は、戦後不人気曲ではないかとつい思ってしまう。
私自身、この番組名で引き寄せられたことは無い。

ところで、能では、シテの佐野源左衛門は最後に、
ご褒美で、梅桜松にちなんで、梅田(加賀)、桜井(越中)、
松井田(上野)の土地を賜るのである。

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by tamon1765 | 2007-07-11 23:22 | 舞台の話 | Trackback | Comments(2)

人間の欲心は可笑しきもの

人間の欲心は可笑しきものにて、いつにても思ひの
ままになると安心致居り候時は、案外我慢の出来る
ものにて有之候


以上、荷風先生『榎物語』から

これは、知足のための一つのヒントになる。
今すぐ実現しなくとも、決心さえすればいつでも
出来るものなのだと自分で分かっていれば、無理に
今この瞬間に求めなくとも……と、
心に余裕があるということ。
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by tamon1765 | 2007-07-09 20:56 | ことば | Trackback | Comments(1)

江岑夏書 69

七日
一 風炉前かわらけ、われめを上へいたし申事も有、ふろ大風
  炉よく候、二枚かわらけいたし候事、むかし在之候、
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by tamon1765 | 2007-07-08 00:32 | 『 江岑夏書 』 | Trackback | Comments(1)

江岑夏書 68

一 四畳牛切ノいろり二而、ふたおき、先ノたたミニ置候、前
  におく事あしく候、子細在之事也、
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by tamon1765 | 2007-07-07 16:03 | 『 江岑夏書 』 | Trackback | Comments(1)

江岑夏書 67

六日
一 ほやかうろの事、おきやう在之事也、
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by tamon1765 | 2007-07-06 16:01 | 『 江岑夏書 』 | Trackback | Comments(1)

江岑夏書 66

五日
一 かまおきかミの事、おきやう在之事、
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by tamon1765 | 2007-07-05 15:34 | 『 江岑夏書 』 | Trackback | Comments(1)

江岑夏書 65

四日
一 そめ付茶碗、休、茶之湯ニハ出不申候、旦左様二御申候、
   けに左様候ハんと存候、今時人之しらぬ事也、
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by tamon1765 | 2007-07-04 15:33 | 『 江岑夏書 』 | Trackback | Comments(1)

気ま~まな独り旅


by tamon
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