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五徳の由来

フトこんな話しを思い出しました。
(詳しい話しは忘れましたが.....)

   *****

 昔々、あるところに一匹の犬がいました。
また、片足の人(あるいは、生き物)がいて、たいそう困っていました。
その犬は、困っている様子を見て、神様に、
 「私は足が四本あって、一本無くなっても、それ程困らないだろう。
この一本の足をあげたいものだ」
と発心しました。

 神(八百万の神のどなただったやら...)は、この心を有り難く
受け入れ実現しました。
 そして、神様は、その犬に
 「おまえは、足は一本減って、三本足となった
  が、その徳は一つ増えたので五徳と呼ぼう」と。

その犬が今の五徳となって、永遠のものとなった。

   *****

というウソのような話しなのですが、若い時に読んで、感心しな
がらも、読み流してしまいました。
何という本で誰が書いたものなのかちゃんと書き留めておかな
かったことが悔やまれます。



<23.2.1>題名を、「語源」から「由来」に直しました。
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by tamon1765 | 2001-02-28 23:08 | お道具とお茶室 | Trackback | Comments(1)

末広り

素晴らしいお茶室をお持ちのSさんの鎌倉のお屋敷に招かれた時に、
待合いの手あぶりに、何やら字が.....、
何と書いてあるのか、と話題になりました。
末広がりのお目出度い文句ということで、お調べする約束をしました。
このうちのどれでしょう。
その後そのお道具を拝見してないもので。


●茂山千五郎家本 小学館日本古典文学全集狂言集S47.10.15 P79
かさをさすなる春日山、かさをさすなる春日山、これも神の誓ひとて、
人がかさをさすなら、我もかさをささうよ。げにもさあり、やようがり
もさうよの、やようがりもさうよの。

●鷺賢通本 朝日日本古典全書狂言集上S28.5.175 P119
 「傘をさすなる春日山。」これも神のちかひとて人が傘をさすならば、
「我も傘をささうよ。げにもさあり、やようがりもさうよの。やようが
りもさうよの。」

●天正狂言本 朝日日本古典全書狂言集下S31.1.20 P247
 御笠山御笠山、人が笠をさすならば、我も笠をささうよ。

●狂言記(和泉流) 有朋堂文庫狂言記上T15.7.17 P104
かさをさすなる春日山、かさをさすなる春日山、これも神の誓ひとて、
人がかさをさすなら、我もかさをささうよ。げにもさあり、やようがり
もさうよの、やようがりもさうよの。

●大蔵虎寛本 岩波文庫S17.7.30 P98
傘をさすなる春日山春日山。是も神の誓いとて、人が傘をさすなら、
我もかさを指うよ。げにもさあり、やようかりもさうよの。やようかり
もさうよの。

●山本東本  岩波日本古典文学大系狂言集上S35.7.5 P59
かさをさすなる春日山、かさをさすなる春日山、これも神の誓いとて、
人がかさをさすなら、我もかさをさそうよ。げにもさあり、やようがり
もさうよの、やようがりもさうよの。

●番外「長唄・稚美鳥末広(わかみどりすえひろがり)」
傘をさすなら春日山 これも花の宴とて 人が飲みてさすなら 我も飲み
てさそうよ 花の盃 はんな傘 実にもそうよの やよう実にもそうよの
実にまこと。
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by tamon1765 | 2001-02-28 22:09 | 能楽を楽しむ | Trackback | Comments(0)

「 雲林院 」 の今

 平成12年11月に京都で、たまたま?「雲林院」へ赴いたので
その話しを一寸します。

残念ながら、我々の想像しているものの影も形もありません。
地域社会の人々のお参りする、京大坂の街角のお寺さんの風情です。
私もその折り初めて知ったのですが、広い雲林院の敷地を荒廃後、
後醍醐天皇が大燈国師に下賜なされて大徳寺が出来たとのことです。
実は私、その時は、元々、大徳寺参拝が目的だったのです。
今は、大徳寺の山外地方大徳寺派寺院ということです。

奉納の額には、
「紫の雲の林の寺ならば、実に極楽の亭主なりける」
とありました。全て仮名です。
但し、「げに(実に)」か「けふ(今日)」か、私の読解能力では不明。
亭主は「ていじゆう」「ていしやう」?で私の考えた当て字です。
正しい歌をご存知の方、よろしくお願いします
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by tamon1765 | 2001-02-08 12:23 | 能楽を楽しむ | Trackback | Comments(0)

気ま~まな独り旅


by tamon1765
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