カテゴリ:雑談( 35 )

五徳への連想

徒然草をめくっていたら、面白い一節を目にした。

それは、平家物語の作者を明示する有名な一節だ。

266段である。曰く

(信濃前司行長、)七徳の舞を二つ忘れたりければ、

五徳の冠者と異名をつきにける


ということだ。

以前、五徳の由来という記事を書いたが、その記事
での話では、"4+1=5”から
五徳となった。
それに対し、この徒然草での話では、”7―2=5”
というわけで、
五徳はマイナスから生じた数という
ことである。

増えるにせよ減るにせよ、落ち着きどころが5と

いう数字であることが興味深い。

陰陽五行説の影響だろうか。

<27.8.5>訂正
<27.11.25>記事「五徳の起源」を追加


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by tamon1765 | 2015-06-08 06:20 | 雑談 | Trackback | Comments(1)

官休庵は代数の数え方を変えた?

327日付の書き込みで、「茶道妙境」の著者である

千宗守さんを、九世愈好斎聴松と私は書きました。

ところが、官休庵のホームページを拝見したところ、

愈好斎聴松は十二世に変わっていたのですね。

つまり、今まで官休庵の初世としていた宗旦の二男?

似休斎一翁(表の宗左、裏の宗室の兄)を、1と数えるか、

利休・少庵・宗旦をたして、4と数えるかの違いなの

ですけど。


例えば、手元の本を開いても、

  千宗守編「利休とその道統」創元社s49

  この宗守は十世有隣斎です。執筆者欄にも、

自ら十世と書かれています。

それが今や、有隣斎は十三世なのですね。


流儀の方へのお知らせやらどういうふうにされたのかな。

一つの大きな組織が、組織内の人間や社会に対して

どのように告知したのか、それを行うことによるプラス

効果マイナス効果をどのように判断されたのか、

に興味が湧きますね。


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by tamon1765 | 2015-04-10 06:52 | 雑談 | Trackback | Comments(0)

私の、円相のその後

「円相をめぐって」の続きというより、脱線です。
(「円相をめぐって」「円相をめぐって(2)」)

先に、表千家七世天然如心斎(1705―1751)は、自らの画像
を認めず、「天然居士一円相」を画像の替わりとするように
言い残したと書きましたが、先行する例を発見しました。

それは、沢庵和尚(1573―1645)です。
その遺言というべき「老僧遺戒の条々」の4条目に
 一 我が身後、紫衣画像を掛くべからず。一円相を以て
    真に代えるなり。華燭炉、意に任すべし。

とあります。(東海寺蔵)

となると、次の観点は、如心斎参禅の老師は沢庵和尚の道統に
あるか?ということでしょう。
これは、沢庵和尚の考え方をその弟子筋の老師が如心斎へ伝え
た可能性はあるか、という単純な設問であります。
残念ながら、それは既にはっきりしています。
答えは、否です。
沢庵和尚は、同じ「老僧遺戒の条々」に繰り返し、我に嗣法の
弟子なし、と述べて居ます。つまり、禅僧の重要な責務とも云える
法灯を繋げることを拒否した方なのです。

一方、如心斎参禅の師は、玉林院第三世大龍和尚です。
沢庵和尚と同じ北派ではありますが、先に書いたように、繋がる
ものではありません。

思うに、沢庵和尚の事を考えると、社会へのジレンマと絶望が
感じられます。
自己の理想とする生き方から大いに逸脱した自分自身を見出し、
無力感を覚え、絶望していたのではないか。
とはいえ、修行中の弟子から見たら、「我に嗣法の弟子なし」と
宣言されることほど残酷なことはないと思えます。
但し、私が按ずるに、沢庵さんの真意は、下の世代に対して期待
していないのではなく、「己と同じような苦しみや葛藤を感じて
ほしくない。」そして、このような葛藤の感情そのものを無意味と
思ったのではないでしょうか。
紫衣事件で反権力を貫き颯爽とした姿を見せながら、皮肉にも
家光に気に入られ、心ならずも「大名好き」と謗られた沢庵の
気持ちを思うと、心痛みます。

その虚無的な言説に、或る意味、仏弟子とは異なった方向へ行っ
てしまったようにも見受けられます。
いや、これこそ、「無」の行為と見るべきなのでしょうか。
仏の道は、私には分からなくなるばかりです。

さて、如心斎と沢庵のふたりに共通の「円相を以て絵姿に代える」
という考えは、ここにパラダイムというか、時代精神があったと
考えるべきなのかもしれません。
二人の間には60年の時間差があるとはいえ、時代基盤はそう変わり
がないのではないか、出自は異なりますが学習項目は類似している
のではないか、と思います。

余談ながら、私の中では、沢庵和尚といえば、田村高廣さんその人
です。
って、随分昔のNHK大河ドラマ「春の坂道」(柳生宗矩を
中村錦之介が主演、萬屋に改姓前)のなかでの沢庵役でした。
格好よかった。

結論の無い贅言失礼しました。


<25.1.5>追記
<26.1.20>追記
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by tamon1765 | 2012-10-25 06:46 | 雑談 | Trackback | Comments(2)

一椀のお茶

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お茶碗は、安芸の宮島お砂焼です。
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by tamon1765 | 2012-10-22 16:11 | 雑談

伝統とは

 この世には、数限りない植物があります。どれが食べられるか、食べ
て美味しいか、あるいは、どの植物が有毒か、そんなことを考えたこと
はあるでしょうか。
 今では植物図鑑を開けば、そのことは即座に分かりますが、それ以前
はどうだったのでしょう。
 最近の歴史書では、約1万年前に氷河期が終わり、紀元前7000年頃
から紀元後300前後までの長い期間が、日本の縄文時代とされています。
この約7000年以上にわたる長い期間、僅かな変化の中で人類は生活を
していきます。
 この知識も情報も少ない縄文時代、縄文人は皆、命がけで植物を口に
入れたのではないでしょうか。実際に命を落とした者も数限りないこと
でしょう。
 私たちは、縄文人というと、なにやら動物に近いイメージで、集団と
して考えがちです。しかし、彼らとて個々の人間です。そして、彼らが
命を賭して1ツ1ツの植物を確かめてくれたのです。
今の私たちは間違いなく、これらの縄文人も含めた人類の積み重ねの
上に生きているのです。その蓄積があるからこそ、現代文明が成り立っ
ています。このことは、伝統という言葉に置き換えてもいいかもしれま
せん。
 いまこそ、先人達に感謝をし、その労苦に思いを致すべきでしょう。


***
毛色の変わった書き込みとなりましたが、昔書いた原稿が出てきたので、
自分への記録の意味でここに乗せました。私の考えに変わりはないです。
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by tamon1765 | 2010-06-30 06:26 | 雑談 | Trackback | Comments(0)

旧制松本高校

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昨年の5月9日に訪問した、旧制松本高校。
ナンバースクールになり損ねた、。。。。ある意味、名門。
いや、立派な名門高校。

ここで、辻邦生さんや北杜夫氏が学んでいたと思うと、
ワクワクする。

不思議な時間に浸ることが出来た。
坂東玉三郎監督映画「?」のロケにも使われたという。
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by tamon1765 | 2010-03-12 00:07 | 雑談 | Trackback | Comments(2)

歌会初め

愛読する山桜さんのブログ「天地に遊ぶ」を拝見して、
あることに気付きました。

一般参賀はお伺いしませんが、先の天長節(いまの昭和の日)
で、日の丸を振りに行きました。
まだ学生の時ですから、大昔。
人民広場(なんていい方もありましね)ならぬ、皇居前広場
では、「鞄の中見せて」といわれ、お巡りさんの前で全部中身
をぶちまけましたね、何も疚しいことはないので「本当に、
ご苦労様です」の気持ちで。

と、そんな昔の話はどうでもいいことですが、話題は歌会初め
です。
現在私は、文化勲章を頂く予定はないので、宮中へ参上するって
ことは考えてないです(笑)。
でも、歌会初の選になれば、五位以下でも、というより無官の
地下人でも伺候出来るということなのですね。
いやあ、気が付かなかった。

私にとって、和歌は名歌を詠んで楽しむものであり、自分で
作って詠むものではないという考えでした。
何故ならば、現代のものは面白くないから。
私がいいと思わないから。
それ以上のものを私が詠めるわけないから、でした。
では、誰を詠むかといわれれば、
最も好きな人は、式子内親王。次が宗良親王。
その二人で充分です。いや充分は言いすぎですね。

とにかく、自分の中で変な色気が出てきました。
勿論直ぐにしぼむでしょうけど(苦笑)。
一瞬の夢、ありがとうございました。
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by tamon1765 | 2010-01-21 21:48 | 雑談 | Trackback | Comments(1)

ご挨拶

本年もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。

今年の私を総括しますと、地獄と極楽とどちらにも足を突っ込んだ
様な。。。。。いや、今も突っ込んだままです(苦笑)。
そんな、引き裂かれた状態で、自己を見失っています。
来年は、本当に地に足をつけた生活を送ることが目標です。

また、当ブログも「看板に偽りあり」の様相を呈していますので、
そちらの面でも軌道修正しなければいけないと思っています。

新年もよろしくお願い致します。
皆様の新年のご多幸をお祈り致します。
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by tamon1765 | 2009-12-30 22:33 | 雑談 | Trackback | Comments(10)

千駄谷の富士山

12/7  千駄ヶ谷の鳩森八幡神社をお参りしました。
千駄谷の富士山にも登り、頂上の浅間神社もお参りしました。
富士山からは、闇夜の中の神楽殿が浮かび上がって見えます。
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こちらは、神楽殿と言うより能楽殿と言った方がいいかもしれません。
お一人、先生の謡で舞のお稽古をされていました。贅沢ですね。
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by tamon1765 | 2009-12-08 07:38 | 雑談 | Trackback | Comments(8)

ブログを書きたいのですが・・・・・、

書きたい事がいろいろありますが、環境が整っておりません。
とりあえず、
表題だけでも、遡って入れておきます。

11/29 澄泥硯を購入しました。
11/29 落合の氷川神社へ行きました。
11/28 シャーロックホームズ全集1を購入しました。
11/28 NHK古典芸能鑑賞会(鷺娘、石切梶原、他)へ行きました。
11/28 根津美術館へ行きました。
11/25 キュウジュウ硯を購入しました。
11/23 赤坂の豊川稲荷へ行きました。
11/15 国立昭和記念公園(立川)へ行きました。
11/5  埼玉県茶業研究所(入間)へ行きました。
9/26  稲荷山温泉に行きました。
9/5   都立殿ヶ谷戸庭園 (国分寺)へ行きました。
8/30  阿波踊り(高円寺)へ行きました。


折を見つけて書き込んでいきたいです。

その他、最近は日々茶杓削りをしております。
但し、竹は私にはまだその時期が来ないようです。
もっぱら、ケヤキ、サクラ、チャの木、などです。     
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by tamon1765 | 2009-12-06 19:02 | 雑談 | Trackback | Comments(3)

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