珠光引拙紹鴎心持の事
珠光は無心 引拙は花美(はなやか) 紹鴎は清浄心 <22.3.24追記> 同じ茶事収攬に、珠光・引拙・紹鴎三人。表具の心持 がある。 表具の心持では、「珠光は無色 引拙は清淨 紹鴎は和らか」 とある。結果、珠光は同じ。清淨が、紹鴎と引拙で入れ替わり、 別に、華やかとやわらかの2つの概念が存している。 この部分、今後の宿題ですね。
茶の湯には黒着ものよしと易いへり。これも光るやうなるは
あしきとぞ
庸軒は若きより茶湯に情を入れ遠州宗和へも行
薮内了智に織部がかりを習ひ其後宗旦を心易く 茶湯を熱習せらる下地に目も手もききてあるゆゑ 宗旦の行かたをよく呑み何の滞りなくいたさるるなり
宗旦常に申さるるは。茶湯の習といふは。古人の茶湯は
なしを聞が。第一茶湯のならひぞと申されし
○少庵は突揚窓(つきあげまど)をふたつ開けしを。易ふさがたてそのまま
本のママ 易は開し事
○小倉色紙数奇に掛るは。天の原ただ一幅なり。これ天
下一なり。日本の唐ものとは此ことなりと鴎いへり。利休は 八重葎を天下一といへり
○千本道庭より。平蜘蛛を南都の道堪(たうかん)求しなり。取下す
とき。蚊帳の中に風炉に火を置て待居たり
○数奇に墨跡を掛るは。圓悟墨跡を光かけ始しより
なり。箱は杉板なり。なかが□板にて隔あり。環は鉄かす かひ。緒は浅黄皮なり
○珠光翁京都左海滞留の茶湯を聞むために。古市播
磨は茶堂の堅木。祐珍。この両人をかわるがわるに付置。日々 の注進を聞れしとなり。加程の執心なればこそ光 随一の弟子と世にいわれたり
○数奇に達磨をかくること。易はきらはれしなり。狭き座
敷にてにらみ合候事あしきとてなり < 前のページ次のページ >
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