カテゴリ:宗旦さん( 10 )

出鱈目を書く人

大日本茶道学会の田中仙樵先生が、今日庵の庵号に
ついて書いているのではと、著作を開いたら、・・・
思わず、笑って!してしまった。
仙樵先生曰

宗旦の侘茶には敬意を払うが、文字を書かしてみると
余りにも出鱈目を書く人である。
竹内尉氏も、宗旦の無学を、其著『茶の精神』に
述べて居る。


根拠としては、
人世七十を、人生七十
力□希咄を、力囲希咄
懈怠を、邂逅
などと、引用が出鱈目だというわけである。
・・・
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by tamon1765 | 2012-08-07 23:27 | 宗旦さん | Trackback | Comments(1)

不白さんは宗旦さんをどう見たか

宗旦を侘たる物とばかり不可見
珠光に竹柱の台子在り
宗旦に爪紅の台子在り
工夫あるべきなり


と「不白筆記」にある。
つまり、不白さんも、乞食宗旦と一面で見ている
ことをはっきり否定している。
但し、不白さんの珠光理解には我々とズレがある。
宗旦さんと対として名前を引っぱった珠光さんでは
あるが、
「珠光さんにだって、竹という質素な素材の台子
もあるよ」
では、不白さんの考える珠光像は侘び茶の創始者
ではなく、絢爛な書院茶の人となってしまう。


一方、引用だが、同じ個所を別の言葉で見た。

宗旦さびたりとばかり見るべからず

「わび」ではなく、「さび」となっている。
興味深い。
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by tamon1765 | 2012-04-22 23:29 | 宗旦さん | Trackback | Comments(1)

読めぬ宗旦

「宗旦の手紙」河原書店刊を購入。
その一部分、「宗旦の書について」を眺めました。

宗旦さんと言えば、『乞食宗旦』の愛称が有名ですが、
『読めぬ宗旦』との言葉もあることを知りました(笑)。
お道具屋さんの話しでは、「読めないものが本物で、読める
ような宗旦の手紙は偽物だ」という先輩からの言い伝えも
あるといいますから、専門家にとっても難物であることに
かわりないようです。
私なんか、全く分かるわけない、というわけで安心しました。

尤も、波多野幸彦氏、「読めぬ宗旦」ではなく「読まぬ
宗旦」でしたと、ちゃんと最後に上手くまとめていますね。
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by tamon1765 | 2011-10-08 22:44 | 宗旦さん | Trackback | Comments(0)

宗旦書状 「露地柚百なり」

宗旦さんの書状の写真を昨晩から眺めているが、
やっぱり読めない。ただ、笑うだけ。
(年月日不詳 宗左・玄室宛)
偶々、現代口語訳の大意があるので字は幾つか
拾えたが、殆ど闇の中。

1  露地柚百なり候
2  二畳○○○茶湯なし
3  四畳半○○客時耳
4  紹鴎のふくろ棚を
5  紹鴎なつめを
6  志ゆ光茶杓を
7  うりのかなつり
8  てふく辺○大なるを
9  て○○。。。。
10  ゐ○○。。。。
最後の2行は全くのお手上げ

これは、表千家の雑誌 「同門」10月号 に掲載されている。
表千家北山会館にて 「三百五十年遠忌 元伯宗旦展」
が開催とあるので、おかしいなあと思って見直したら、
昨年の10月号(22頁)であった(苦笑)。

字の読める方、「不審庵伝来 元伯宗旦文書」 をお持ち
の方に教えて欲しい。
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by tamon1765 | 2008-12-13 11:01 | 宗旦さん | Trackback | Comments(0)

宗旦さんの「橋の絵賛」

表千家お家元の伝来で
宗旦元伯の「橋の絵賛」の軸があります。

天共白雲暁
水和明月流

   (天は白雲と共に暁け、
   水は明月に和して流る)

相変らず、宗旦さんの字は私には読めません(苦笑)。
絵の方は、あっさりした橋の絵と、暁の雲でしょうか、
ささっと描かれています。それとも、雲でなく、水の
流れでしょうか。

お家元は、このお軸を、「天の動き水の流れ、それらは
大自然の運行のままに何の無理もなく進んでいるという、
厳しい人生に鍛えられた元伯の静かな心を表明するもの」
と書かれています。
大自然の運行のままと言われると、まず柳緑花紅という
言葉を思い浮かべますが、人に関して言えば余計な作為
のなさ、無事是貴人でしょうか。
既に、日付は変わっていますがそんな気持ちで今日一日
過ごしてみようと思いました。


写真とお家元のことばは、同門の平成19年10月号です。
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by tamon1765 | 2008-10-27 00:30 | 宗旦さん | Trackback | Comments(0)

宗旦さん、月夜弾琵琶

宗旦さんの絵姿が、「同門」平成13年5月、358号に
写真で掲載されている。探してみると、同じ画像が、
「別冊 同門 不審庵道具選集」昭和51年発行p47
にもある。
全く同じ物ながら、写真の色合いが大いに違うので
驚いてしまうが、このようなものを目にすると、何でも
写真ではなく実物を目にしないといけないなあ、と思う。

さて、讃は、玉舟老師である。宗旦と交友があり、次の
代の江岑さんの参禅の師である。
この中で、「月夜に琵琶を弾ずる」とある。
確かに、宗旦さんには琵琶が似合うようだ。

不審庵主宗旦老人肖像
  雪斎焼榾柮
  月夜弾琵琶
  独卓然当世
  為人不被加
    龍峰玉舟 宗璠  
 
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by tamon1765 | 2008-08-10 15:52 | 宗旦さん | Trackback | Comments(0)

宗旦さんの琵琶の話(再)

宗旦さんの琵琶の話を探そうと、井口海仙氏の本を
探してみた。

1.「茶人のことば」淡交新社
2.「茶道名言集」現代思想社

どちらも私がお茶を始めた頃求めた懐かしい本だ。
そしてこの2冊、実は、多くの文章が重なった(ただ、
細部は違う)双子のような、不思議な2冊なのである。
そして、件の話は、「茶道名言集」の196頁に見出せ
た。原拠というべき本の書名「喫茶余禄」も記されて
いるので、また探す楽しみが出来た。

それにしても、淡交の本ながら、「茶人のことば」
には、「宗旦は、利休の実子道安の子で、千家の
三代目をついだ人である」(p120)とあり、
ちょっと困る。
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by tamon1765 | 2008-07-27 09:44 | 宗旦さん | Trackback | Comments(1)

宗旦さんの遺偈

宗旦さんの自筆の遺偈

一息截断
咄々喝々
即今転機
害作茶烟


とりあえず、私なりに半可通現代語訳に挑戦すると、

今のこの一息を断て!
ちぇっ、何をしている、だめだダメだ
今この瞬間に変われ!
茶の香りが害をなしているゾ

とは、コリャ又、一体どのような意味なのでしょうか?

とりあえず、読みの正解は得られないので、自分なりの
半可通現代語訳の理解でコメントさせていただきます。

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by tamon1765 | 2008-07-10 07:49 | 宗旦さん | Trackback | Comments(3)

宗旦好みの歌

宗旦好みとして、「春は花」という和歌が
あるそうだ。

春は花とみな人ごとに昔よりいへどもわれは茶の目うれしき

とあった。
茶の目ってなんだろうと思わずつっかえてしまった。
茶の芽のことかなと思いながら、
その横に有馬有底老師の書があり、見ていくと、茶のミと
あるようだ。
茶味三首として、紹鷗「見渡せば」利休「花をのみ」と
並べて掲載されているが、歌としては大分落ちるようだ。

以上、某雑誌(テキスト)2006年2月の広告ページに、
ある表具屋の宣伝でのカラー掲載で、目にした。

宗旦さんがこの歌を好まれたという出典を知りたいと思った。
ご存知の方、お願いします。
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by tamon1765 | 2008-01-27 15:34 | 宗旦さん | Trackback | Comments(1)

宗旦さんの書

宗旦さんの書 (宗偏流家元所蔵 ・ヘンは行人偏)

青を笠前に着てこの事無し
緑蓑の底一時休す

青着笠前事此事
緑蓑底一時休     不審庵


意味は、そのまま引用すると
「装いを凝らして物見遊山に出かけても別して楽しいことはない。
 それよりも雨風をしのぐだけの蓑をまとって、
 閑居して善を為すことに限りない魂の憩いがある」
とのことだ。

書としては、私には、とても読めない......,
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by tamon1765 | 2007-01-26 09:53 | 宗旦さん | Trackback | Comments(3)

気ま~まな独り旅


by tamon1765
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