カテゴリ:お点前( 35 )

お点前の秘伝

遂に私の秘伝公開です(笑)。

冗談はさておき、十年以上ずっと不思議に思っていた
こと、密かに近しい方には漏らしましたが、他人様から
このようなことを伺ったことも読んだこともなくて、
もしかして、最高秘伝か?と、心に秘めていたことです。

と、もったいぶって、すみません。

では、本題に。
お茶碗の内側は、底の方から、
 茶だまり、見込、茶筌擦れ、茶巾擦れ
と言いますね。

結論を先取りすると、問題は茶筌擦れです。
話題変えて、では、お茶とは何か、と考えると、
何よりも先ず、飲料である。
粉末状の茶とお湯を攪拌した液体である、となります。
そして、茶の湯、あるいは所謂茶道とは何かと言えば、
その液体を如何に美味しく作り、それをいかに美味しく
飲ませるかの文化であり、それに付随して広がった文化と
今仮に言っておきます。(この大問題もこんな簡単に言い
切れませんので)

ポイントは、当然のことながら、「如何に美味しいお茶を
点てるか」---これは、どなたも異論の無い筈です。
とすると、そのために考えるべきこととして、
 1) お茶そのものと水の選択。
 2) お湯の温度、沸騰状態との関連
 3) お茶とお湯の割合、各g数、cc数。
 4) お茶碗や茶筌の準備状況
 5) お茶の準備状況
 6) 攪拌状況(強弱、速度、攪拌回数、時間)
等が、今ちょっと考えても、挙げられます。

と、相変らず、我がことながら引張りますねえ(苦笑)。

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by tamon1765 | 2008-02-13 01:50 | お点前 | Trackback | Comments(5)

銀葉挟みで


且坐の道具、と言ってもその一部(であり、且つ
私の見立て)を出して、三客の真似事をしてみた。

e0024736_1634254.jpg

香木は、鎌倉建長寺さんから頂いた白檀
銘「巨福」(建長寺さんは、巨福山)を使った。

香炉のなかは、聞き筋、銀葉、香木の位置関係を
垂直平行にしたくとも、指先がなかなか言うことを
聞いてくれぬ。(写真は、ご愛嬌)
香木の木目と、桑の香盆の木目に連続性が見出せ
たら、結構である。(今、香盆なし)
逆に言うと、頂上の作り方が下手ということになる。
さらに、灰にも問題がある。
ところで、銀葉は、右端を挟むことになっている。
頂は確か左を微妙に下げるように教わった気が
するが、そうすると、確かに銀葉を置き易くなる。
複数の本をひっくり返してみたが、そのような教え
は文字の上では見出せない。
私の思い過ごしか。

まだまだ、これから、だ。

<19.1125追記>
一部書き加え。
また、写真が光の加減か、可笑しい。
重香合が根来のようであり、銀葉挟みの取っ手が鼈甲
のように見えるが、どちらもなんでもないものです。
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by tamon1765 | 2007-11-24 16:22 | お点前 | Trackback | Comments(1)

『 茶事の心得 』 から

尊敬する先生のお祝いの茶事が近い。
所謂お茶会に余り馴染めず遠ざかっていたが、行かねばならぬ。
お稽古もずっとご無沙汰していたので、水屋担当のつもり。
しかし、お運びで表にも出なければならないという。
しょうことなく、『 茶事の心得 』 堀内宗完宗匠著を開く。

茶の湯は水入らずの世界であります。
そこには第三者というものがないのであります。
すなわち観客というものがないのであります。
ただ、主客の間に生滅するのみでありますから、
本来「痕跡を止めず」ということであります。
評価もないのであります。


やっぱり、堀内宗匠はイイなあ。
この何行かで、宗匠の席に連なっているような気がしてくる。
昔、建仁時の四頭に伺った際だったと思うが、塔頭の一つに
宗匠が掛釜をされて、その際に、生まれて初めて一生のうちで
最初で最後、宗匠と直接言葉を交わした。
私の小さな自慢だ。いつも写真などで存じ上げている仏様の
ような方、そのものだった。

ところで、この本の次の一節が意外な展開だ。

茶道は芸能であると理解する人もありますが、これは
見所が浅いのであります。


私も芸能の一種というか、その括りに入れるとする考えであり、
それを「浅い」と言い放った宗匠に僅かな驚きを覚える。
この本は、昭和62年というので、約20年前だ。
若気を感じる歳ではない。なにか、当時、芸能説に対して
熱く心動かされる何かがあったのだろうか。

そして、猶、意外な展開に。

わたしはむしろ茶の湯はスポーツに近いと考えています。

スポーツといわれると驚いてしまうが、説明を読むと心に
響いてくる

緊張ののちにくる解脱同身の快味が、茶の湯の真髄である
と考えられます。


長生きして欲しいです。
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by tamon1765 | 2007-11-02 23:58 | お点前 | Trackback | Comments(0)

銘のお尋ね


お茶会で、最後に道具の拝見があり、客はお尋ねをする.
亭主はそこで、銘や作者を答える.

お稽古でも当然同じ事をするわけであるが、
よそのブログを見ると、そこでのお稽古がうちの社中とは
違っていて、興味深い.
うちの社中では、当然その道具の銘は決まっており、
それを答えるのである.
ところが、そのブログの稽古場では、その場で亭主が考えて
答えるらしいのだ.
普段から和歌に親しんだり、季節の言葉を知りなさいと
いうことらしい。

私の属する流派で存じ上げる先生で、そのようにされて
いる方はおられない。よって、このようなやり方は、その
よそ様の流派特有のものと思われるが、それも良いかもしれない.
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by tamon1765 | 2007-05-08 06:57 | お点前 | Trackback | Comments(0)

一花廻且数歌廻

古いメモにこんなものがあった。

一花廻 且 数歌廻
(一花めぐり、かつ、数歌めぐる) あるいは
(一花まわり、かつ、数歌まわる) 

e0024736_2173476.jpg

何だっけ?
と思いながら、噴き出してしまった。

この意味は、
桜花が一つ開き春を感じ、次に、茶摘の時期になり、
多くの茶摘女の茶摘み歌が聞こえてくる。
毎年繰り返される、季節の流れである。

と、こじつけの意味もあるが、実は、
これは、昔わたしがお遊びで作った文字の並びだ。
七事式 (千家系でない方は馴染みが無いかもしれま
せんが) の7つを覚えるためのものだった。
どうぞ、笑って読み流して下さい。

なお、七事式は、「一二三、花月、廻り花、且坐、数茶、
茶カブキ、廻り炭」です。
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by tamon1765 | 2007-04-29 09:06 | お点前 | Trackback | Comments(0)

気ま~まな独り旅


by tamon
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