カテゴリ:『 清巌禅師茶事十八ヶ條 』( 1 )

庵号(今日庵と不審庵)

皆さんにはすでにご存じのこととは思いますが、こんなところ
にも、清厳宗渭さんが顔を出されていたのですね。記録して
おきます。

裏千家の今日庵の庵の由来は、宗旦と会えなかった清巌和尚が
「懈怠比丘不期明日」(けたいのびく明日を期せず)と書き残し
たことから、明日ではなく今日だよ!ということで、名付けら
れた、というのが私の理解です。

さて、清厳宗渭さん登場のこの話、伝承というわけでしょうか、
本によって違いがあります。
・  日時: 「席開きの当日」「ある日」
・  会えなかった訳: 約束の時間に、「時刻に遅れた清巌和尚」
  「宗旦が出かけていた」
・ 命名者: 「宗旦が命名」「清巌和尚が書き与える」
・ 書いた時: 「その場で書き置いて行った」「その日のうち
  に再訪を請われて、書き渡した」
・ 書いた媒体: 「茶室の腰張りに」「紙」
といった具合。

但し、話の出発点として、ある日ならば、それ以前は庵名なし
となるので、お裏さんがHPで仰るとおりなのでしょう。

一方、表さんの庵号不審庵は、古渓和尚による「不審花開く
今日の春」であり、古渓和尚筆扁額があります。

ところで、桑田忠親氏は、今日庵の庵号も、「不審花開今日春」
の句に基づく説もあると、その複数の著作で書かれています。
どこかに根拠があったのでしょうか。

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by tamon1765 | 2012-04-24 23:41 | 『 清巌禅師茶事十八ヶ條 』 | Trackback | Comments(2)

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