茶せんの強さ

NHKの「京都・茶の湯大百科」
普段見られない映像の多い、良い番組でした。
なんて事はない、監修は、筒井紘一先生熊倉功夫先生です。
悪かろうはずないですね。

ただし、私の性格上、つい突っ込みを入れたくなります。
1.なんでABCか? その単語も私には知らないものばっかり。
 日本のものを外国語で解説しようとする感覚が理解できない。
2.パテシエ(これさえ、私にはなじみない言葉)が抹茶ケーキを
 フランスで作っている。いい話だけど、これは「茶の大百科」
 あるいは、「抹茶の大百科」であって、
 「京都・茶の湯大百科」ではないですね。

さて、面白く思ったことは、これからチビチビ書いていこうと
思いますが、
まず、隈研悟氏と官休庵のお家元のフワフワしたお茶室ですね。
これは完全、見世物 (良し悪しとは別の話し)。
で、この茶室で使う道具をお家元が選び説明します。
その中で、唯一言及しなかったのが、茶せんでした。

昔とあるフォーラムで、茶の湯が他のお茶と区別する点は何か、
といった話題が出ました。
私は「茶せんに拠る攪拌行為」の有る無しがそれ、と思ったのですが、
同じように考える方がいて、茶せんが話題に出ました。
それで、私は特に発言しませんでした。

今回、お家元が、必要当然のものとして茶せんを扱っています。(言及
もしないところが、空気のように当然のものなのでしょう)。
そして、他のお道具のように、見立てたり出来ず、自由に選んだり出来
ず、他に代替え可能としないところに、茶せんの地位と強さがあるの
ではないですか。
その意味でこの場面を面白く思いました。

  &&&



 


私事ながら、11月22日土曜日夜、負傷しまして
暫くここに書く事を控えようと思っていました、
というより、その旨を書く事さえ、その気を失って
いました。
しかし、風庵亭主さん、山桜さんにコメントを頂き
嬉しかったです。励まされました。
ありがとうございました。
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Commented by 風庵亭主 at 2008-11-25 21:05 x
負傷? 大丈夫ですか?
詳細がわかりませんので、「ゆっくり治療され、はやく良くなって下さい。」と一般的なコメントをさせていただきますが、ブログを通してのお付き合いですが心配してしまいました。

ところで、”茶筅のつよさ”は同感です!!!
茶道具で他のものはいくらでも見立て・代用はききますが、茶筅だけはないと茶が点てられません。
(シェイカーで振ったら一応混ぜることはできますが・・・・(^^;))

私は茶筅は日本の代表工芸だと思っています。
製作工程のほとんどが小刀等を用いた指先の手作業で、その薄さは、なんと0.03~0.04ミリだそうです。

最近、中国製や韓国製の茶筅がありますが、芯が曲がっていたり、穂先がすぐに折れてしまったり(自分の扱う技術の無さもありますが)します。
裏千家の場合、攪拌効果により泡を細かく点てるため茶筅に左右されるとことが十分にあります。
柄の細い、太いも影響をおよぼします。

あっ、 まずい。
多聞さんのブログを拝見すると、ついコメントを書きすぎてしまいます・・・まるで自分のブログのように m(_ _)m
Commented by tamon1765 at 2008-11-26 23:33
風庵亭主さん こんばんは  ご心配いただき恐縮です。
書いた後に、つい余計なこと書いちゃったなあと、やや後悔です。
何故なら、格好悪すぎるから。
とりあえず、減らず口に影響はありませんので、大丈夫という
ことで、......ご心配、ありがとうございました。

さて、先ずご遠慮なく、どうぞ思い切り書き込みしてください。
次に、同感していただき嬉しいです。
いやあ、素人は茶杓は削れても茶せんは削れないですからねえ。
そこに畏敬の念も生じます。

そして、確か、どなたかのブログで、やはりシェイクして抹茶をたてる
話があり、これをどう考えたらいいのかなあ、とぼんやり思っていました。
まあ、美味しければそれで良いわけなのですが。


Commented by tamon1765 at 2008-11-26 23:41
ところで、実は私、茶せんは、「茶筌」と書きたいのです。
竹の先ではなく、竹の全体、全ったきものとしたいのです。
前回仮名にしたのは、パソコンがどうも調子よくなく、筌の字
を出すのをズルケたのでした。
次に、末宗廣さんの本を引用したら、彼女は「茶筅」でした。
同じお裏さんだからでしょうか、風庵亭主さんも「茶筅」派
でしょうか。
単なる、趣味の問題ともいえますが、こんなこと喋っている
こと自体が楽しいです。
Commented by 風庵亭主 at 2008-11-27 09:01 x
実は私は「茶筌」派なんです。 私も変換の都合上(^^;)「茶筅」になってしまっているのです。
「筅」は”ささら”と訓読みし、”ささら(=簓)は竹や細い木などを束ねて作製される道具の一つで、たわしのような洗浄器具として用いられる”ということなので、茶を点てるものは「茶筌」と書く方がよいと聞いたことがあります。
事実、奈良県高山茶筌生産協同組合員のHP http://www1.kcn.ne.jp/~takayama/ も「茶筌」を使っているようです。

辞書登録しておこう (^_^)v
by tamon1765 | 2008-11-25 13:08 | お道具とお茶室 | Trackback | Comments(4)

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