小林逸翁「大乗茶道記」から

うるさいほど侘の講釈はきかされてゐるが、
実は珠光も、紹鴎も、利休も、口頭では侘
の心持を説き、爾来お茶人は所謂和敬静寂
一本槍で進んでゐるがいざ実行となると
却々六ケ敷い、立派な生活をして名利を捨
てず、物質欲は充分にある、そして風雅を
説き芸術的環境を愛好する。さういふ人間
の欲望を満足せしむる一つの機関がお茶道
であるから斯くまで発達し隆盛になつたも
のであることを忘れては駄目である。


小林逸翁「大乗茶道記」から
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by tamon1765 | 2008-11-08 18:20 | 近代の茶人 | Trackback | Comments(0)

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