偕老同穴

お正月に、とある小説で、「偕老同穴」との言葉を目にし、懐かしく思い出
したことを書く。
ご存知のように、死んでも同じ穴に葬られることを意味し、夫婦が最後まで
添い遂げることであり、それだけ二人の契りの固いこと、である。
今辞書を引くと、「カイロウドウケツ科に属する海綿動物の総称」とあり、
形は糸瓜に似た細長い円筒形で、3~80cm。体は、網の目状をなし、体の内部
に広い胃腔がある、そうだ。
そして、この胃腔の中に、雌雄一対のドウケツエビが棲む、と。
カイメンの胃腔内にあるエビが、生きては共に老い、死しては共に葬られる
ということだ。

さて、この言葉、この意味を聞いても全くピンとこなかった私だったが、
10年位前に、お茶の社中で研修旅行と称して、広島・宮島に旅行した際に、
宮島の宝物殿で、乾燥した標本であったが、この網の目状になったカイメンの
中の一対の海老を見たのだ。
感動した。
昔風の木箱の上面にガラスの張った展示で、入り口からは行ってすぐの右手に
あった。
いいものだ。
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by tamon1765 | 2008-01-06 22:37 | ことば | Trackback | Comments(0)

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