路次に飛石するその初めを云うに
2004年 08月 09日
9 路次に飛石するその初めを云うに、東山殿の御時、洛外の千本
に、道貞と云侘数奇の者有て、その名誉たるによりて、東山殿御
感有て、御鷹野のかへさに、道貞の庵へ御尋有し時、御わらんづ
なりけれは、童朋に雑紙をしかせて、御とをり有しをまなひて、
其後、石をなをせると也、かのものの路次にうへし桂をとりて、
其後より道貞桂と人なつけしと也
に、道貞と云侘数奇の者有て、その名誉たるによりて、東山殿御
感有て、御鷹野のかへさに、道貞の庵へ御尋有し時、御わらんづ
なりけれは、童朋に雑紙をしかせて、御とをり有しをまなひて、
其後、石をなをせると也、かのものの路次にうへし桂をとりて、
其後より道貞桂と人なつけしと也
by tamon1765
| 2004-08-09 19:53
| 『 長闇堂記 』
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