お茶銘は臥龍山

雑誌「歴史手帳」を眺めていたら、
お茶の盛んな、或る地方都市の葉茶屋さんの写真が目に付き
ました。雑誌自体が古い物なので、写真自体古いですが、
その古い佇まいといい、解説文からも、「アラ、老舗なのネ」と
とても懐かしい話しを思い出しました。
この葉茶屋さんのお茶の話しです。

    &&
昔、私の所属する会での宗匠のお稽古に参加した時のことです。
参加者全員が何かしらの役をするのですが、私はお点前を
することになりました。
全員の動きを始め、全てに対し、宗匠から指導を受けるという
ものです。




直前に、いまさらお点前の手順云々の確認ではありませんが、
お尋ねの際に道具をちゃんと答えられるよう、幹部の先生方に
伺っておきました。
さあ、宗匠の前でお点前です。
いろいろと直されましたが、マアそれはさておき、
お茶銘を聞かれて、(アレッ、道具名は確かめたけどお茶銘を
教わるのを忘れてしまった)と、困ってしまいました。
思わず、宗匠の顔を見つめてしまいました。
「何でもいいよ」とのお言葉。

で、思わず、「臥龍山です」と答えました。

このお茶は、先生の稽古場で何度か口にしておいしいこという
ことも勿論ありましたが、私は、臥龍という言葉が高校生の頃
から好きだったのです。当時、今は臥龍だけど、起きあがるぞ、
立ち上がるぞ、と(あの頃は若かった)。
又、隣の市に臥龍山がありなんとも良い所でした。
そのようなわけで、つい、臥龍山と口にしたわけです。
実はこのお茶は、この葉茶屋さんの中でも高額のものだそうです。

で、この話しのオチは......、
後日、宗匠が、私の先生 (今は一応、**先生ということで) に
尋ねたそうです。
「**さんのとこは、稽古でいつもそんな良いお茶使ってのかい?」
と。
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by tamon1765 | 2006-12-10 14:33 | 雑談 | Trackback | Comments(0)

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