日々是好日

『 日々是好日 』

御存知の禅語であり、茶席ではいつも見かける。
私も洗面台の脇に貼ってある言葉だ。

  ウン、今日もよい日だ、感謝、感謝。

私の拙い理解では、そんな程度だった。
それが、鈴木大拙先生の『金剛経の禅』を見ると......、烈しい。

そもそもこれは、碧巌録の第六則で、雲門文偃(唐末五代の人、
雲門宗の祖)の公案だそうである。

そして、大拙先生曰く、
   雲門の「好」は絶対の義である。彼の好日は絶対の現在である。
そして、
  過去がどうの、未来がどうのというのではなくして、即今一句を
  言えということなのである。「只今」「即今」「現在」、これが問題
  なのである。

そして、時間の話しへと続く。
  この只今、この現在、絶対の現在から立っている者から
  すれば、昨日も今日も不可得である、生も死も不可得で
  ある、有も無も不可得である。

と、断じられている。

なんと厳しい言葉であることか、
春風駘蕩とした言葉のイメージ(私の勝手なイメージではあるが)とは、
およそかけ離れている。
私の独り善がりの思い込みのなんと、浅いことよ。
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Commented by tamon1765 at 2008-09-17 22:02
WORDソフトの酷さには、日々呆れているが、今日はひとり
苦笑したことに、日々是好日のつもりで入力すると、
「日々これ口実」ですって。
確かに私は、言い訳ばかりの毎日だ。
by tamon1765 | 2006-10-26 12:04 | ことば | Trackback | Comments(1)

気ま~まな独り旅


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