瓢のように

井口海仙の『茶人のことば』を眺めていたら、面白く
味わいのある言葉を見つけました。

大徳寺四百三十五世の大綱和尚の言葉です。
瓢の白画賛に
 『瓢、瓢、
  汝真瓜の位もなく、
  西瓜の暑をはらう徳もなし。
  しかれど気は軽く、中むなしくて無欲なれば、
  仙人も汝を友として、
  酒を入れて腰に携え、あるは駒を出して楽しめり。
  汝瓜の類にいて、庖丁の雌にあはざるは智也。
  鯰を押えてのがさしむるは仁也。
  羽柴公の馬印となりて強敵をくだくは勇也。
  汝、性は善なりというべし。
  うかうかとくらす様でも瓢たんの胸のあたりに
  しめくくりあり。』


但し、最後の一節には笑ってしまいました。私は、今まさに
うかうかと暮らしていて、しめくくりが減りつつあります。
まさか、和尚様が「くびれ」などと仰っていたわけないの
ですけど。やっぱり何かおかしい。

なんだか急に、家にぶら下がっているの瓢箪を急に大事に
する短絡な私ですが、
まあ瓢のように生きることにしよう、と言うことで。
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Commented by tamon1765 at 2006-05-03 09:21

{追記}
・和尚様が「くびれ」....と、なにやら意味不明です。
これは、当時、エステのテレビCMで、キムタクこと木村拓也が
女性の腰を想像して「くびれ」と絶叫していたものをいいます。
by tamon1765 | 2002-10-12 10:56 | ことば | Trackback | Comments(1)

気ま~まな独り旅


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