穂先調べ


今日、お茶を点てている時に、フト昔のことを思い出した。

お茶を始めた頃の疑問だ。

それは、穂先調べの手の持っていき方、についてである。

茶筌とうしでは、茶碗の中で茶筌を「の」の字に書いた後、

に浮かせ自分の視界に近づけて穂先調べをする。

が気になったのはこの部分の手或いは腕の動きであった。

どんな風に持ち上げてくるのが美しく自然か?

*

私なりの結論は、直線的に腕を引くのではなく、山なり

に引いてくるのがいいのではないか、と。

緩やかに、頂上を目指す感じ。

以上のように思って、私はそうしてきた。

また、大寄せのお茶会に寄せてもらっても(昔の話)、

お点前さんはここをどんなふうにするのかな、と興味深く

拝見してきた。

残念ながら、おおよそ、教則本にあるのは手順であって、

私の希望する内容はあまり記載されていない。

*

お茶会(大寄せ)では、茶筌とうしをきっかけに、正客は

お菓子に手を伸ばす。しかし、なんせ大勢のお客である。

お客は、手持無沙汰で且つ席入りしてまだ物珍しい状態

なので、実はここが最も注目度が高いのではないかと思う。

*

勿論、穂先調べで頂点に来た時に、茶筌は腕から直線上に

無くてはならず、茶筌が上向きになっているのは不格好。

手の回転の仕方にも注意点があることは間違いない。

*

処で、いつも思うことだが、穂先は水屋にて自分で確認し

なければならない。

そして、万万が一、本番で穂先が折れていた場合、一時中断

して一度水屋へ戻る勇気が必要だ、と思う。

或いは、半東さんへ、替えの茶筌を持ってこさせるか、だ。

大寄せのお茶会では後者の方が現実的であろうか。

つまり、穂先調べで折れているならば、茶を点てる瞬間には

間違いなく折れた部分は分離する。ということは、お客様へ

竹の切ッ端を飲ませることになってしまう。

本末転倒。問題外。

*

*

以上、私の個人的な見解です。師伝によってください。

*

<29.8.12>編集ミスを訂正。





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by tamon1765 | 2017-08-01 11:54 | お点前 | Trackback | Comments(0)

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