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お詫びと訂正「源氏窓の蓋置」


116日に書込みした「源氏窓の蓋置」に間違いがありました。

間違いをお詫びし、全文削除させていただきます。

訂正の上、改めて以下のように記事を掲載します。


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「源氏窓」という名の弘入造の蓋置を使いました。

ベースは、つくね型(いやもっと薄い繊細な作品でした)

の赤楽をイメージしてもらえばいいでしょう。そこには

絵が施され、正面に花頭窓が描かれています。一方、円筒の

反対側の上方向には、丸い穴が開いています。窓部分は

透けた作りではないですが、この窓を通して月を眺めると

いう心なのでしょう。


源氏窓という言葉は、今回初めて聞く言葉であり、手元の

事典には記載はありません。

ネットの辞書を見ると、あっさり、「花頭窓。火灯窓。

唐様の上部が尖頭アーチ状の窓。」といった様にあります。


とするならば、近江の石山寺ということになります。

紫式部が花頭窓越しに月を眺めている図。

濡れ縁の元には薄が見える、そんな絵柄があります。

そして、現実に、石山寺の本堂東側に張り出して、「源氏

の間」という紫式部が源氏物語を執筆した部屋があると

いいます。


それがまさに、花頭窓、いやいや源氏窓。

Webで検索すればその写真も見られます



by tamon1765 | 2015-11-26 22:25 | お道具とお茶室 | Trackback | Comments(0)

お茶、その他についての、極く私的なブログ


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