道元禅師語録

年末に購入した「道元禅師語録」(講談社学術文庫)を、
ようやく開いてみました。
凡例やらまえがきやらをちゃんと読まずに、ぱらぱら
めくって眺める程度なので、この書物の来歴も分からずの、
はなはだ不真面目な読者です。

早速、吹き出してしまいました。省略して引用すると、

  私は、先生に出会って、目が横鼻が縦(眼横鼻直)で
 あることが分かって、もう先生に騙されなくなった。そこで、
 故郷に帰った。  (p20)

まあ、いい加減な引用なので不思議なニュアンスが付随して
いると思いますが、笑えるなあ。
小学生が聞いたら、何ていうだろうか。(これは、私は、小学
生的な素朴な感情を重んじているもので)
また、

  青山の常に運歩する 白石の夜児を生む (p36)

には、そのシュールさにぞっとしない思いでした。

とくだらないことを思いながらも禅の強烈な言葉には、
「かなわないなあ、私には合わないかもしれないなあ」と今更
ながら、ぼやいていました。私自身、野狐禅に陥ることを最も
嫌います。
しかし、道元さんの遺徳ですか?、とても悟りなどというもの
ではないですが、ふっと或る考えが心の中に湧き起ってきました。
それは、
「クヨクヨする必要もないし、ものごとに対して、嫌がる事も
不安がる事もない。
自分に自信を持って、あるがままでいい。
逆に、それ以上にはなれない。
自分に自分以上を求めることが欲張り。
少しでも自分の良い部分が出せればいいじゃないか。
そうなるように心がけることだけでいい。」
以上、自身への自戒の言葉となります。
お陰様で、それから今日一日なんだかスッキリ過ごせました。
[PR]
トラックバックURL : http://teabowl.exblog.jp/tb/13984285
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ginsuisen at 2011-01-15 11:24
はじめまして。私のつたないブログにいらしていただき感謝です。
お邪魔してみたら、道元禅師のことが書かれていて、あららうれしいでした。中野孝次さんの「風の良寛」を読書中の私、道元さんの教えも読みたくなっております。
Commented by 山桜 at 2011-01-17 10:11 x
あがり症の私が已む無く人前に出ることが多くなった時、
もう開き直って、ありのままでいい、実際の自分以上に
良く見せようとするからあがるのだと気付いてから、
とても楽になりました。 

…が、最近どうもいい意味での緊張が足りないから
お点前の覚えが悪いのではと反省。  お稽古不足で
自信の上に成り立つゆとりが生まれるはいつのことやらです。 
Commented by tamon1765 at 2011-01-18 15:22
山桜さん どうもです。
大変失礼ながら、いつも輪の中心におられるように思える
山桜さんが、あがり症だなんて信じ難いです。
私こそあがり症で、人前に出たり人と接するのを苦手に
しています。
私もこれから、あるがままでいくつもりです。
by tamon1765 | 2011-01-15 01:29 | ことば | Trackback | Comments(3)

・・・


by tamon1765
画像一覧