泡の意味

薄茶は、余韻を楽しみ、茶事そのものの後味をすっきり
させることが目的であるから、濃茶とは本質的に
異なる。。。。。具体的には、カフェインなども適度に含み、
カテキン類も心地よい程度に作用すべきである。


堀内国彦(宗完宗匠)『茶の湯の科学入門』p129

ここでは、一般の考えと異なるようである。
単体のおいしいお茶(薄茶)ではなく、茶事という一連の
流れのなかでの役割を薄茶に求めている、ということだ。
とても興味深い。

科学的に、お茶は、泡を立てたほうが甘くなる。
しかし、わが表千家は、あまり泡を立てないものとする
お茶碗の表面全面が泡立たず、池という緑の部分を
大事にしている。

これはそういうことだったんだ、と今、氷解した。

つまり、表千家では、お稽古も大寄せのお茶会でも、
薄茶はあくまでも「茶事という一連の流れのなかの薄茶」
として点てて、楽しんでいる味わっている、ということになる。

以上、半可通の私の勝手な解釈である。宗完宗匠はそのように
は仰ってはいない。仰っておられるのは引用部分のみであり、
上記のの私のコメント部分はあくまでも私個人の気付きである。
誤解なきようにお願いしたい。


<27.12.6>文意を変えず補足
<24.4.17>一部補足


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Commented by 内田宗地 at 2012-11-19 17:04 x
>薄茶は、余韻を楽しみ、茶事そのものの後味をすっきり
>させることが目的であるから、濃茶とは本質的に
>異なる。。。。。具体的には、カフェインなども適度に含み、
>カテキン類も心地よい程度に作用すべきである。

興味深い詞ですね。
当流(表千家都流)ではお裏さんのように泡立てます。
「一服のお茶にすべてのもてなしの心を込める」という意味だと伺っています。

見方が変わるとこうまで変わるというのはいと面白きことですね。
by tamon1765 | 2010-04-06 22:30 | お点前 | Trackback | Comments(1)

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